【インタビュー】日経産業新聞:仮説を立てて推測、即答力を鍛える。「フェルミ推定」は単純思考がカギ


(画像は日経産業新聞サイトより拝借)
12月9日の日経産業新聞に私のインタビュー記事を
掲載していただきました。
テーマは仮説を立てて推測、即答力を鍛える。
「フェルミ推定」は単純思考がカギ

実は、このインタビューは、
フェルミ推定を世に広めた細谷功さん
ご紹介いただき実現したものです。
(もちろん、細谷さんも登場しています)
地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」
地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」
日本経済新聞社様、細谷さんありがとうございました。

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詳細は、日経産業新聞を読んでいただくとして、
要旨は、私はフェルミ推定を「企画の一次面接官」として活用している。
具体的には、経営に必要な
1.マーケティング(集客・顧客創造)
2.オペレーション(商品・サービス提供)
3.バックオフィス(資金回収・資金調達)
のうちボトルネックに照らして、立てた経営計画に妥当性があるかを検証している。
一例を挙げれば、有名ティーティングプロによる会員制ゴルフスクールの
関東進出に際し、コストから求めた損益分岐点売上高、
目標達成売上高が実現可能なものか、マーケットサイズからの
合理性を検証した。
その際のマーケットサイズについては、高額の会員制ゴルフスクールへの
入学を希望する層はコアなゴルフファンであることから、
「ゴルフ雑誌の購読者である」可能性が高い。
そこで、ゴルフ雑誌の読者数×エリア内人口比率×富裕層人口比
という仮定計算式により、マーケットサイズのフェルミ推定をした。
そのマーケットサイズと競合相手の数から目標シェアを算出、
その結果、マーケットサイズがこの計画のボトルネックとは
なりえないことを確認できた。
以前は、まずは「調べる」という作業に取り掛かっていたが、
フェルミ推定によって、物事を「因数分解」して考えるようになった。
おかげで、「自分の努力で改善できる項目」と
「どうにもならない項目」がはっきりし、
力点を置くポイントが見つけやすくなった
という話です。
ついでに話をしたのがパーソルな利用方法。
実は某アルファブロガーが作ってくれた
amazonの売上ランキングが一時間ごとに記録されるプログラム
(毎日AM6:13にメールが着ます)から、自分の本の全体の
売上数量をフェルミ推定している。
それで、そろそろ3刷りになると思ったら、
ちょうど出版社から連絡が来たという話も。
ただ、計算上は、もう4刷りになっているはずなのに
まだ連絡はないんですけどね。
って、ここまで話してあの紙面。
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【編集後記】
日本経済新聞社では、「澤」の字が使えないので代わりに「沢」を
使うそうです。
新聞社、出版社によって、使える文字に違いがあるんですね。

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