還元率2%のLINEPayで法人の税金を納税してみました

クレジットカードでの税金納付が可能になったが

2017年1月から法人税・所得税・消費税などの主な国税について、クレジットカードで納付が可能になりました。

クレジットカードで納税をすれば、わざわざ銀行に出向くことともなく好きな時間に納税ができることに加え、クレジットカードの決済がされるまでの約1ヶ月の間、無利息で資金調達をしたのと同じ効果を得ることができます。

しかし、クレジットカードの納税には一定の手数料がかかり、それが獲得できるクレジットカード利用ポイントを上回ることも多いもの。

そこで、今回は「還元率2%のLINEPayという決済手段で法人の税金を納めてみた」という話をしようと思います。

スポンサードリンク

LINEPayの機能とメリット

LINEPayとはLINEを用いた小額決済手段のこと。次のようなことができます。

LINEの友人間での送金が手軽に

仲間内で誰かが立替えたお金を後日精算するのに、少額だとわざわざ振り込むというのは手数料がもったいない。

かと言って、その場でガチャガチャ小銭の遣り取りをするというのもスマートではないでしょう。

そんなときに、このLINEPayを使えば、LINEでつながる友人間の送金が無料でできます。

また、「割り勘」機能も追加されたことで、飲み会の代金を誰か一人が支払い、後で割り勘分をもらうということもLINE上でスムーズにできるようになりました。

この割り勘機能や少額決済手段については、他に先行するものもありましたが、インフラ化しているLINEであれば、多くの人と少額送金が気軽にできるので、一気にシェアを獲得することでしょう。

プリペイド型クレジットカードとして利用も

LINEPayを利用すると無料で「LINEPayカード」を発行してもらうこともできます。

このLINEPayカードとはプリペイド型のクレジットカードのことです。

ですから、コンビニやネットショップなどで、JCBのクレジットカードとして支払いをすることができます。

ただし、通常のクレジットカードは後日引き落としがされるのに対し、LINEPayカードでは、事前にお金をチャージする必要があるのです。

そのためクレジットカードではなく「おサイフカード」と呼ばれています。

なお、LINEPayカードの利用については、2%のポイントも貯まります。

そのポイントがLINEPayの残高に充当され(1000ポイント単位)、電子マネーやクレジットカードと同様に広く決済に利用できるということであれば、実質的に2%のキャッシュバックということ。

航空券やホテル宿泊券と交換すれば還元率はもっと高いものもありますが、決済の汎用性を考えるとこの2%のポイント還元は相当魅力的です。

後払いのクレジットカードではなく、先にチャージするプリペイド式なのでその分ポイント還元しやすいということなのでしょう。

チャージについても、「コンビニでの店頭」や「銀行振込」、そして「オートチャージ」もできるので、その使用感はスイカなどのチャージ式電子マネーカードに似たものです。

「クレジットカードは後でいくら引き落とされるのかがわからなくなってイヤ」という人もいるようですが、「一月の生活費をチャージして、残高を確認しながら利用していく」という家計管理もできそう。マネーフォワードに繋げばそのまま家計簿にもなりますしね。

(セブンイレブンで販売されている「LINEプリペイドカード」と「LINEPayカード」は別物です)

LINEPayカードとは?

クレジットカードで法人税等を納税する

法人税、所得税、消費税など主な国税はクレジットカードで納税ができるようになりましたが、その使用に伴う決済手数料が掛かります。

決済手数料は、納付税額1万円刻みで82円。区切りの良い金額であっても、納付税額の0.82%の追加負担が生じるということです。

一方、アメックスやダイナースなどでは、クレジットカードでの納税については、通常の利用ポイントよりも低いですが、0.5%のポイントが還元されます。(カードによっては、納税でも1%の還元のものもあるようです)

獲得ポイント狙いでクレジットカード納税を行うと単純計算では”コスト負け”をするものの、マイレージなど高還元率のものに変更するとなんとかもとが取れるといったところ。

ですが、このLINEPayカードでクレジットカード納税をすると実質2%のキャッシュバックとなり、決済手数料を支払ってもお得ということになるのです。

「コンビニのチマチマした決済でポイントがどうの」というのも何ですが、税金となるとまとまった支払いになります。

そして、クレジットカード納税は、個人名義のカードであっても法人の納税を行うことができます。

法人の税金の納付となると高額になることも多いもの。

仮に1,000万円の納税をすれば、獲得するポイントはなんと20万円。

決済手数料を8.2万円支払っても11.8万円もお得ということになるのです。

ちょっと興味の惹かれる金額でしょう。

実際にLINEPayで法人の税金を納税してみた

そこで、実際にLINEPayカードで法人の納税をしてみました。その手順は次のようなステップになります。

(1)LINEPayの登録、LINEPayカード発行

LINEPayの登録は、スマホ上、LINEで簡単にできます。

LINEPay

LINEPayカードの発行もLINE上で簡単にでき、1週間程度でカードが郵送されてきました。

また、LINEPayカードはコンビニ店頭で”購入”もできます。

購入と言ってもカード自体が有料ではなく、1,000円から10,000円の現金でのチャージをするだけで即日カードが入手できるのです。

これらの利用開始手続きは、極めて簡単。LINEが使える人であれば、まず問題はないでしょう。

LINE Pay カードがコンビニなどの店頭で購入できるようになりました!|LINE公式ブログ

(2)LINEPayに銀行チャージ

LINEへのチャージは、コンビニ店頭などでの入金もできますが、わざわざコンビニに行くのが面倒であれば「銀行チャージ」を選択します。

利用開始のための登録が必要で、やや工数は掛かりますが、最初の一度のみですし、LINE上で誰でも問題なくできるレベルの作業です。

ただし、「銀行チャージ」の一日の上限は100,000円です。

100,000円以下の納税であれば一度のチャージで済みますが、もし高額の税金を納付するのであれば、毎日100,000円ずつチャージをして必要額までプールする期間が必要になるのです。

チャージ作業自体は、スマホでいくつかポチポチするだけですけどね。

(3)国税クレジットお支払サイトでクレジットカード納税

LINEPayカードはJCBブランドであるため、国税のクレジットカード納税に対応しています。

LINEPayにチャージできる上限は100万円まですので、100万円以上の納税をするのであれば、LINEPayへのチャージと国税クレジットお支払サイトでの納税を分割して繰り返し行う必要があることになります。

一体、納税が終わるまでに何日掛かるのでしょう。

還元率2%をゲットするのは、なんとも面倒くさいですね。

1,000万円をLINEPayで納税するというのは、どうやっても無理そうです。

とりあえず今回は、10日間かけてLINEPayで約100万円の納税をして、稼いだ”利ざや”はおよそ1.1万円というところ。

まあ、「お好きな人はどうぞ」というところでしょうか。

国税クレジットお支払サイト

LINEPayのポイントの課税関係

法人の納税のために個人名義のLINEPayカードを利用し、そのポイントを個人で使用したとなると、理論上は個人に対するなんらかの所得が生じることになるでしょう。

社長が会社で貯めたマイルを個人で使うと課税されるのか?

今までのところ、税務調査で「ポイントやマイル使用について個人の所得として追徴課税をされた」という話は聞いたことはありませんけどね。

【最強】SPGアメックスカードで会社の税金払ってリッツ・カールトンに無料宿泊してみた

インフィードモバイル

9割の人が間違えている「会社のお金」無料講座公開中

「減価償却で節税しながら資産形成」
「生命保険なら積金より負担なく退職金の準備が可能」
「借金するより自己資金で投資をするほうが安全」
「人件費は売上高に関係なく発生する固定費」
「税務調査で何も指摘されないのが良い税理士」

すべて間違い。それじゃお金は残らない。
これ以上損をしたくないなら、正しい「お金の鉄則」を