9年ぶりにMacからWindowsに戻してみて何が変わったのか|MacBookProからHPSpectre13へ

新しいMacBookProのキーボードに馴染めず

9年前に、Keynoteでのプレゼンをしたくて、ひとまず「Keynote専用機」としてMacBookを買ってみたところ、その直感的でストレスの少ない操作感に魅了され、わざわざ会計や申告ソフトを使うためにParallels経由でWindowsも乗せるという使い方で歴代Macbook系を買い続けてきました。

しかし、現行のMacBookProのキーボードのタッチがどうにも合わず、古いMacBookProを3年も使っていましたが、別にWindowsでもいいのではないかと思い、とりあえずWindowsノートも購入して4ヶ月が経過しています。

そこで、今回は、MacからWindowsに久しぶりに戻してみて思ったことを書いてみようと思います。

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操作性はほとんど変わらない

まず、Windowsノートで最初に買ってみたのは、SurfaceLaptop。

実物を全く見ることなく、評判が良さそうだという理由だけで、通販で購入してみたところ、キーボードのタッチがまるで合わない。

そこで、さっさと、HPのSpecrte13のパフォーマンスモデルをキーボードのタッチを実物で確認した上で通販で購入したのです。

Spectre13|HP

9年前にレッツノートのサブとしてMacBookを購入したのに、いつしかMacBook一本になったのは、Macの操作性のストレスの無さに魅了されたから。

その後もずっとMacBook系を買い替え続けてきていたのも、もはやWindowsには戻れないだろうという思いからでした。

しかし、実際には、操作性は、Windows10とMacとでもさほど変わらないです。デザイナやプログラマには大きな違いなのかもしれませんが。

入力済みのデータを半角に変換するのにf8とfnキーを同時に押さなくてはならないという初期設定もBIOSの設定で変更することができるなど、WindowsでもMac同様操作性を自分の好みで変更できるので、両者で異なるところがあっても、かなり”潰せる”のではないかと。

パッドを二本指で拡大縮小、三本指のスワイプでデスクトップの切り替えなどもMacと同じですし。

MacからWindowsに変えて、最初に気がつくのはおそらくフォントの汚さでしょう。

しかし、それも2-3日Windowsノートのみを使っていれば違和感はなくなるのです。

MacからWindowsへの移行もオートマチック

MacBook系を買いつないでいった理由の一つは、買い替えてもデータからアプリ、設定までをそのまま移行できたということが大きいのですが、実はWindowsでもそれらのデータや設定の引っ越しが簡単にできるアプリはあります。

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Googleやevernote、MFクラウドなどは、元々、何ら影響はありませんし、データはDropboxに入っているし、Windowsアプリについては、この引越アプリでアプリや設定までが簡単に移行できるので、Macでなければいけないという壁も実は既になくなっていたのです。

今回も専用のケーブル経由で20-30分できれいにアプリから設定までコピーができました。

MacBookProからHPSpectreに変えて良かったこと困ったこと

(1)Microsoft Officeの使用に制約がない

Mac版にもMicrosoft Officeはあります。しかし、実は、Mac版はWindows版の機能限定版で使い勝手が悪いのです。

既に、Keynoteについては、Windows版Powerpointに機能と操作性では凌駕されており、Windows版PowerPointのヘビーユーザーである私には、そちらとデータの連携ができず、データテーブル機能やトレース機能、クイックアクセスツールバーなどもないMac版のExcelを使うという選択肢はなくなっていました。

そこで、無理やり、Windows版のExcelをMacで使用していましたが、Ctrl+Shift+→↓など簡単なショートカットキーが動かないなどの支障はあったのです。

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HPのSpectre13であれば、Microsoft Officeを使うのに、そんな制約は全くなくなりました。

当たり前ですね。

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(2)軽くて薄い

MacbookProは思ったよりも重いです。毎日カバンに入れての移動となると、クルマ中心とはいえできるだけ軽いほうがありがたい。

その点からすると、今度のSpectre13は、質量1.11kg、薄さ10.4mmと、まさに膝の上においても苦にならないほど薄型軽量です。

寝ながらソファーで原稿を書くなどというときには、本当に買い替えてよかったと。

ただ、キーボードのタッチ感は、旧MacBookProの方がずっと良いです。重く厚い分だけ駆体の剛性感も旧MacBookProのほうが高いですね。

(3)タッチパネル、顔認証ができる

Spectre13には、タッチパネル機能があります。WindowsHelloにより顔認証によるログインも可能です。

この点は、MacBookProにはない機能ですが、個人的には、どちらもそんなに重視していません。

同じシリーズのSpetcrex360であれば、タブレットモードにしてタッチペンでの作業などもできるようですが、人に画面を見せながらプレゼンをするようなこともまずしないので、薄さ優先でこちらのSpectre13をチョイスしましたが、その選択は今のところ正しかったようです。

(4)拡張性は現行MacBookPro並、バッテリー持ちも不満

現行MacBookProへの移行を躊躇した理由に、USB-Cのみになったということもあります。

拡張性を見れば、レッツノートの圧勝なのでしょうが、どうもあのゴツゴツした仕事仕様が馴染めずいつしかサブのMacBook一本になったことを考えると、レッツノートは選択肢にはなく、できるだけデザインもMacBookに近いものということで、Spectre13を選んでみたところ、こっちもUSB-C限定であると。

USB-Cが3つあるので、コネクタを使えば特に問題はないですが、旧周辺機器をつなげるのにわざわざコネクタをかませるのは結構面倒ではあります。

セミナーでプロジェクタに繋ぐ必要がある場合などでは、MacBookPro同様、変換コネクタを用意しておく必要はあるでしょう。

バッテリー持ちについては公称11時間15分ですが、実際には明るさを25%、パフォーマンスを最低にした節電モードでも6時間が限界ではないかと。節電を気にせず使うのならせいぜい4時間と思っておいたほうが良さそうです。

一時期、節電モードでも2時間くらいしか持たなくなったので、技術サポートに聞いたところ、BIOSを初期設定に戻したことでこれくらいの駆動時間にはなりましたが、また急にバッテリー持ちが悪化するのではないかと一日外出先でノートPCを使うような場面では不安で電源アダプタを持参します。

バッテリー持ちについては、MacBookProのほうが警告が出てから”粘り”強く、そこまで節電を意識せずに、一日外出時に電源アダプタを持ち歩くことはなかったのに比べると、その点は大きな不満ではあります。

どの機種もそうですが、節電を意識しないと、文書作成やWEB閲覧程度で、駆動時間はカタログスペックの半分以下というのは、そろそろ表示方法の変更が必要な時期が来ているのではないでしょうか。

4ヶ月使ってみたが結論はどっちでもいい

ということで、MacBookProからHPSpectre13に変えてみましたが、どちらもそんなに違いはないです。細かい不都合はあったのかもしれませんが思い出せません。

ですが、次に買う時に、MacBookProのキーボードのほうが使いやすくなっていたら、またMacBookProに戻すかもしれません。そのレベルの違いしかないです。

ですから、重要なポイントは人それぞれでしょうが、Macユーザーであっても、買い換える際には、MacBookにこだわらず、Windowsノートも選択肢に加えてもよいのではないかと。

Macじゃ税理士は仕事ができないというのも思い込みだし、Macを使ったらWindowsにはもう戻れないというの思い込み。

思い込みという「無意味な壁」を取っ払うと一気に有効な選択肢が増えます。

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