仕事ではLINEを使わないたった一つの理由
プライベートな連絡のほとんどはLINEですが
学生などはクラスの連絡網にもLINEを使うようで、もはやLINEがないと学生生活に支障が出るくらいだそうですね。
私らオッサンでも、プライベートな連絡は、(上のようなどうでもいい話ばかりですが)ほぼ全てLINEで行っていると言ってよいでしょう。
ただ、ビジネスでは、このLINEは使ってません。
その理由はなぜなのか?
今回は、ビジネスで使うにはLINEが向かないたった一つの欠点と代わりにどんなツールを使っているのかについて話をしてみます。
ビジネスでは証拠が必要になることも
先に申し上げますが「LINEの運営会社が韓国資本だから、情報が抜き取られている可能性がある」
などというの話は、事実かどうかもわからないし、そもそも全く気にしたことないです。
「情報の管理についての考えが甘い」と言われると返す言葉がないですが、GoogleやDropboxは
ガンガン使っちゃってますので、今さらというか。
何度もいいますが、こんなどうでもいい会話が流出したところで何も問題無いですし、一体誰が、なんの影響力もない町のオッサンの会話に有用性を見出すのか見当もつかないのです。
では、なぜビジネス上の連絡ではLINEを使わないのか?
単純にビジネスでは使いづらいからです。
基本的にお客様や経理代行チームとの連絡に使っているのはGmailです。
ビジネスでの連絡で大切なのは、責任の所在を明らかにすること。
要するに、言った言わないの争いの際に、実際にどういう経緯で話がなされていたのかを後日明らかにできるようにしておく必要があるのです。
それがGmailだと、スレッドという形式で一連のやりとりがまとめられるので事の経緯が非常にわかりやすい。
ただ、LINEでも話のやりとりは記録されていて、削除や修正はできないはず。
でも、ひとつだけできないことがあります。
それは”検索”です。
LINEのようなチャット形式はフローな情報なので、時間が経って新たな情報が上乗せされるとドンドンと古い情報は流れていってしまいます。
それを「あの時どう言ったんだっけ?」といって過去のやりとりを探そうとすると延々とそのデータを遡らなくてはなりません。
もちろん、データを書き出すことはできるので、頑張れば検索は可能かもしれませんが、わざわざそこまでするのは非常に面倒です。
同様の理由でfacebookのメッセンジャーもビジネスでは使いません。
というか、差し障りの無い日程確認やご挨拶はするものの後で記録を残しておいた方が良さそうだという話は、Gmailに切り替えて話をするようにしています。
ただ、セミナーや本の執筆など一つのプロジェクトについてブレストのように意見を出し合う場合、メールだとやり取りが面倒。
どうしても、チャット形式のほうが便利になります。
では、そういう場合には、私たちは何を使っているのか?
Googleのハングアウトを使っています。
プロジェクトごとに別のハングアウトを立てることで会話がゴチャゴチャにならない。
検索についてはGmailと一緒に行うことができるのでビジネスでも十分使えます。
(iOSアプリ上では検索できません)
ただ、残念なのは添付できるのは写真のみで、ファイルの添付はできないんですね。
なので、ファイルを添付したい場合には、別途Gmailで送付する必要があります。
まあ、Googleのことだから近いうちに添付できるようになるかも。
だって、チョット前のハングアウトは、文字はあの”中華フォント”だったし、まともに使えるようなものではなかったのが、知らないうちにビジネスで十分使えるツールになってましたからね。
<2017.6.27追記>
LINEにも検索機能がつきました。
しかし、過去データが消滅したりすることもあるので、やっぱり当面はプライベート限定で使います。
9割の人が間違えている「会社のお金」無料講座公開中
「生命保険なら積金より負担なく退職金の準備が可能」
「借金するより自己資金で投資をするほうが安全」
「人件費は売上高に関係なく発生する固定費」
「税務調査で何も指摘されないのが良い税理士」
すべて間違い。それじゃお金は残らない。
これ以上損をしたくないなら、正しい「お金の鉄則」を