【人柱】マイナンバー個人番号カード受け取ってみたらこうなった

スクリーンショット 2015-08-13 14.53.18

マイナンバー個人番号カードの申請が始まってます

今年から運用されたマイナンバーカード制度。

昨年の10月より番号の記載された仮カードである「通知カード」が送付され、それが今年の1月以降顔写真入りの「個人番号カード」に変更が可能です。

昨年の12月初旬に個人番号カードの申請をしたところ、2ヶ月以上経ってやっとその受け取りができるようになりました。

そこで今回は、個人番号カードの申請と受け取りについてまとめてみようと思います。

スポンサードリンク

個人番号カードの申請はネットでもできる

個人番号カードの申請方法は、「郵送による申請」「パソコンによる申請」「スマートフォンによる申請」「まちなかの証明用写真機からの申請」の4つの方法があります。

最初は、スマートフォンによる申請をしようと思ったのですが、どうもうまく行かず、パソコンによる申請にしました。(きっと今は改善されていると思います)

手続きはものすごく簡単。写真もパソコン内にあるものをそのままアップするだけなのでネットが使える人ならば、家にいながらすべての作業を終えることができます。

申請手続きでつまづくということはまずなさそうです。

個人番号カードの受け取りが結構厳格

個人番号カードはすぐに発行がされるかというとどうもそうではなさそう。発行が落ち着けばそんなことはないかもしれませんが、私は、申請してから実際の受け取りまで2ヶ月半掛かっています。

発行された個人番号の受け取りについては、郵便で連絡が来ます。

その郵便物に記載されたサイトにアクセスして、取りに行く日をまず予約します。

これがよく見ると満席ばかり。「個人番号カードなんざ誰が作るのか」と言われてますが意外と人気あるのかもしれません。

スクリーンショット 2016-02-25 19.19.37

予約した受取日時に、郵便物に記載された必要書類を持参します。

我が自治体では、

・個人番号カード受け取りの案内の郵便物

・通知カード

・顔写真入りの証明書

を原則として本人が持参の上、受け取ります。(代理の場合には、さらに面倒な確認が)

場合によっては、顔認証システムも利用されるようで、私はされませんでしたが写真とイメージが違うと利用されるのかもしれません。

暗証番号の登録まで含めて所要時間は概ね一人20分ほど。個人番号カードの発行・受け取りについては、かなり厳格な運用がされていて、誰かが悪意で他人になりすますというのは、特別な技術を持った偽造団でないと難しそうです。

2016-03-03 14.41.02

運用を厳格にすれば番号保管はもっと負担軽減してもよいのでは

そもそもマイナンバー自体には「名寄せの記号」の意味しかありません。個人番号カードにすべての個人情報が載せられているわけでもないです。

個人情報は、個別のデータベースで管理されているので、仮にマイナンバーが他人に知られたとしてもそれだけですべての個人情報が一気に流出するということもありえません。

なので、万一個人番号カードを紛失しても、別に個人の治療歴や財産額まで知られたり、知らないところで借金させられていたりなどということはまずない。

だって、マイナンバーの法人番号は「公開」されているのに、勝手に決算書が閲覧されることも、勝手に借金がされることはないでしょう。

よほどクレジットカードを落としたほうがヤバイです。そりゃパスワードなどを個人番号カードに書いておけばヤバイでしょうが、それはキャッシュカードも同じで本人の落ち度と言わざるを得ません。

もちろん、マイナンバーを他人に知られるよりも他人に知られないほうが良いのはセキュリティ上良いのは間違いないですが、いくつかある「シリンダーロックの一番上の番号を知られる」ようなものなので、そこまで大騒ぎすることもないのでは。

ですから、マイナンバーの個人番号もここまで会社に負担を掛けて厳格に保管させる意味はなかったのではと思います。

利用する段階で厳格な本人確認をすればよいのではないかと。もちろん、故意に個人情報を流出させるような輩は、マイナンバーにかかわりなく厳罰に処せば良いだけです。

いまのところわざわざ個人番号カードを申請するメリットはほぼなし

マイナンバーは、あくまでも国による「パトロールの強化」のためのものであり、それで、不正を防止し公平な負担が担保されるのであればやむを得ません。

なので、利用者側のメリットはそれほど多くはないと思います。

身分証明書になるというメリットがありますが、運転免許証を持っていればそれで事足りるので、運転免許証を持っていない人限定といえそう。

誰にでもある具体的なメリットは、印鑑証明書や住民票などがコンビニ等で入手が可能であり、将来的には各種の行政手続がオンラインで申請できるようになるということのようです。

ただ、現時点では対応している自治体はほとんどないですし、そもそも印鑑証明なんてめったに必要としません。

個人的には、印税等の支払調書作成のために出版社等にマイナンバーの提示を求められた時に、個人番号カード(裏表)のコピーを提示すればよいかと思いましたが、これも通知カードと運転免許証のコピーでもよいので、手間はそれほど変わらなそう。

わざわざ常時携帯するメリットは全くないので、結局、そっと金庫に入れて保管ということになりました。

こんな素敵なプライバシーに配慮した個人番号保護ケースも頂きましたけどね。

2016-03-03-15.05.51-e1456987861824-300x225-1

いずれ個人番号カードの発行が有料化されるとのことで、発行申請が集中しているようですが、わざわざお金を出して誰が発行してもらうのかはよくわかりません。

どうしても運転免許証やパスポート以外の身分証明書の必要な人以外には、慌てて申請する必要はなさそう。

そんなの「知ってた」と言われそうですが、現場からは以上です。

マイナンバーカード総合サイト

 

9割の人が間違えている「会社のお金」無料講座公開中

「減価償却で節税しながら資産形成」
「生命保険なら積金より負担なく退職金の準備が可能」
「借金するより自己資金で投資をするほうが安全」
「人件費は売上高に関係なく発生する固定費」
「税務調査で何も指摘されないのが良い税理士」

すべて間違い。それじゃお金は残らない。
これ以上損をしたくないなら、正しい「お金の鉄則」を