オリックス銀行で遺産相続対策の連載コラム書いてます

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遺産相続対策について4回で語っております

遺産発生時に困る被相続人名義の預金凍結対策として通販型の「かんたん相続信託」が好調なオリックス銀行さんで、遺産相続対策のコラムを連載させていただいております。

まあ、連載と言っても当初から4回の予定で、それも全て原稿は一気に書き上げているのですが。

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遺産相続対策の難しさは必要を実感した時には手遅れということ

4回を通じて最も言いたいことは、「まだ早いと後回しになりがちは遺産相続対策ですが、思い立った時にやっておかないとあとで後悔しますよ」ということ。

お恥ずかしながら、私自身も、自分の親が若くして急に倒れてしまい、いつかやろうと思っていたことが何もできなかったという忸怩たる思いをしているのですから。

遺産相続のトラブルというのは、お金持ちのものだと思われているかもしれません。

たしかに「相続税」の問題は、かなりのお金持ちだけの問題です。

でも、「遺産相続」の問題は決してお金持ちだけの問題ではないのです。

事実、司法統計を見ても、係争事案のうち遺産総額が5000万円以下のケースが全体の約75%を占めているのです。

むしろ、多くの遺産がある方がまだ分けようがあるものの、「遺産は自宅一軒のみ」という方がずっと分けづらく係争になりがちであり、そのことからも”遺産争続”は決してお金持ちだけではなく誰にでも起こりうる問題だといえます。

さらに「人は他人の努力を低く評価し、自分の努力を高く評価しがち」なところに、配偶者の存在や謎のアドバイスをするエセ専門家がかき回すので、遺産相続は揉めやすい上に、一度揉めると近い関係だからこそ感情的になって係争が長期化しがちなのです。

決して楽しいことではないので、親も子どもも後回しにしがちですが、問題意識を持った時こそ小さな一歩で良いので遺産相続対策に取り組んで頂きたい。

今回の連載コラムがそのキッカケとなれば幸いです。

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税理士吉澤大のよくわかる遺産相続対策コラム(オリックス銀行)

*全4回のうち今のところ2回目まで公開されております。

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