【ボツ原稿】やったことのない仕事もすべて「得意だ」と言おう

■学ぶべき起業家視点:「見送り三振」する
人に次の「代打指名」はない
人は、誰でも居心地の良いところにいたいもの。
でも、それではなかなか成長しません。
ですから、人よりも早い成長をし、
さっさと「いつでもスピンアウトできる人」になるには、
あえて「居心地の悪いところに身を置いてみる」ことが必要です。
具体的には「経験もないし今の能力だと無理だろう」と
言うようなものにあえてチャレンジをしてみるということです。
もちろん、「全く歯が立たないようなものを手がけろ」
というものではありません。
イメージ的には、いまより「斜め30度上」くらいの仕事です。
ただ、それを自分自身で行うのはなかなか難しいでしょう。

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どうしても、「やらない理由を見つける」ことで
自分が無理なくできるような環境での仕事をしてしまいがちです。
では、どうしたら自らの「メンタルブロック」をやぶり、
ワンランク上の仕事に取り組む勇気を
持つことができるのでしょうか。
実は、そのために大きな手助けを
してくれるのが、ちょっぴりムチャな上司や先輩なのです。
私も、ビジネスパーソン時代、
「ええ、それ私がやるの?」というような仕事を
次々と上司から任されました。
もちろん、誰しもがそんな仕事を
させてもらったわけではありません。
確かに、私は「自分にはできる」「自分にやらせて欲しい」と
常にアピールをしていました。
ただ、今考えると、「そうは言ってもよく頼んだものだ」と
逆に感心させられるようなものばかりです。
そのおかげで短期間での「スピンアウト型起業」を
実現できたのだと思っています。
もしあなたが上司や先輩から「そんなの私には無理!」
と思うような仕事を振られた時には、
その人たちが「悪魔」に見えるかもしれません。
しかし、実はその人は、あなたを成長へと
導いてくれる「最高のコーチ」なのです。
<メンタルブロック突破イメージ図>
ムチャな仕事を振る上司や先輩だって、
あなたに失敗されたら責任を取らなくてはいけないはずです。
絶対にあなたにできないようなことを
頼んだりするはずはないのです。
むしろ、あえて「自分の信用をかける」という
リスクを取ってまであなたにチャンスを与えてくれているということです。
このあたりは、確かに「どんな上司・先輩に当たるか」
という「上司運」によるところが大きいでしょう。
ですから、あなたがそんな上司に恵まれて
「今の自分には無理だ」というような仕事を頼まれた時には、
例え経験がなくても
「はい、もちろん得意です」いって喜んで引き受けたほうがいいのです。
それは別にうそをついたわけではありませんよ。
ちゃんと精一杯の努力をし、得意になればいいのですから。
そもそも起業をすると指示をしてくれる人も
代わりに責任をとってくれる人もいません。
そのような中、本当はやったことのない仕事でも
「ああ、例のあれですね。も、もちろん、得意ですよ」
と言いながら仕事を受注しないと次のチャンスなど
そうそう回ってなど来ません。
「まだやったことがないので今回は遠慮します」などと言えば、
今回ではなく、次回など絶対にないのです。
「起業家視点」にたって、
「仕事を頼まれることが当たり前と思わない」という姿勢が
「いつでもスピンアウトできる人」になる近道の一つなのです。
そもそも「やったことはないです」は、
ハイスピードで成長したい人には似合わないセリフということでしょう。
そして、もうひとつハイスピードで
成長したい人に似合わないセリフがあります。
それは「忙しい」ということ。
「忙しい」と口にするのは、
「自分のキャパシティは小さいですよ」と
一生懸命宣伝していることと同じです。
それでは、本来つかみ取れることのできるチャンスだって
素通りしてしまいます。
私自身も「忙しい」が口癖で回りに
「負のオーラ」を出しまくっていたときがありました。
しかし、「忙しい」と口に出して何一つ業務が
改善するわけでもなく、何一つよいこともなかったので、
「忙しい」を禁句にしたのです。
今から思えば、このころから私の仕事の生産性も向上し、
依頼される仕事の内容も変化してきた気がします。
「ターニングポイント」なんて、何も劇的な事件ではなく、
意外と普通のことだったりするものです。
ですから、あなたも、「忙しい」を
禁句としてみてはどうでしょう。
まずは、やせ我慢からスタートです。
自らが成長して本当に時間効率のよい仕事が
できるようになるまで、
実際はしんどくても涼しい顔で成果を出し
「あの人は、一体いつそんなに仕事をしているのか」
といわれるよう「自己演出」をする。
それが結果的にあなたの成長を早めてくれるはずです。
★ポイント:ムチャな仕事を振る上司・先輩はあなたを
成長させる「最高のコーチ」。
合言葉は、どんな仕事も「得意です」

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