【ボツ原稿】「仕事の達成感の感じ方」ごとに仕事を用意する(1)

■学ぶべき起業家視点:適材適所でモチベーションをコントロール
人に仕事を頼むようになって今さらながら知ることがあります。
それは「人それぞれである」ということ。
こんな当たり前のことですが、
意外に優秀な人ほどこのことを忘れがちなのです。
つまり、周りで働く人をすべて「自分のコピー」
にしようとしてしまうのです。

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おそらくこの本を読まれるようなあなたは、
「今の自分から少しでも成長したい」と
考える向上心旺盛な方でしょう。
そのような人は、私も含めて
「誰がやっても同じ答えが出るような
仕事が苦手ではありませんか?」
むしろ、前例のない仕事を成し遂げたり、
自分のオリジナリティが発揮できる仕事が
成就したりした時に、「充実感」を感じるはずです。
そういう人は、「周りの人もみんなそうであるはずだ」と思っています。
それで、そのための行動をしない人は、
「まだその喜びがわかっていないのだ」
という理解をしているのです。
確かに、そういう場合もあります。
私が所属するLLP(有限責任事業組合)という
ネットワーク組織の中にも、
新たなことにチャレンジする際には、
必ず「自分にはムリだ」と言いイヤイヤ取り組んだものの、
いざやり始めると、一番「仕事の達成感」を感じるメンバーもいます。
しかし、中にはそうでない人も多いのです。
「ゴールの見えない仕事」で悶々とするよりも、
どんなに大量で単調な処理であっても
「ゴールの見える仕事」を好んで取り組むのです。
そうです、世の中には、あなたの嫌いな仕事で
「仕事の達成感」を感じる人がいるのです。
そういう人たちに、無理やり
「自分と同じようになれ」と教育研修をしても
決してモチベーションは上がりません。
その人たちだって、単調でも「ゴールの見える仕事」で
「仕事の達成感」を十分感じ、
一日の終わりには「おいしいビール」を
飲んでいることを感じ取った方が良いのです。
<モチベーションごとの仕事区分イメージ例>
つまり、「自分のコピー」を作り出すことに
情熱を燃やすよりも、
「ゴールの見える仕事」が好きな人には
そういう仕事を用意してあげた方がお互いのためなのです。

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