【執筆】「つぶれない会社に変わる!社長のお金の残し方」を執筆いたしました。

つぶれない会社に変わる! 社長のお金の残し方
このたび、日本実業出版社より
「つぶれない会社に変わる!社長のお金の残し方」
という書籍を執筆いたしました。
日本実業出版社での執筆は、4年ぶり。
「儲かる会社にすぐ変わる!社長の時間の使い方」以来のものです。
<以下「はじめに」より>
私は税理士として、中小企業診断士として20年近く
「ビジネスモデルの違いによる金銭的な有利不利の違い」の研究をしながら、
「会社のお金の残し方」についてアドバイスをすることで
「潰れない会社づくり」に寄与してきました。
この本では、その試行錯誤の末に編み出したものの中から
特に年商5億円までの小さな会社のための
「お金を残す技術」について体系的にまとめてみました。
よく言えば「地に足のついた現場の知恵」であり、
要するに「ベタな話し」です。
このステージの企業の財務戦略には、
一般的な財務管理の教科書に書かれた「財務の常識」
とは異なる点がいくつかあります。
例えば「お金は原則として個人で残せ」
「融資は借りられる時に借りておけ」
「メインバンクなんて幻想」などといった具合です。
元々これらの小さな会社は、一般的な財務の教科書が
想定しているような会社とは前提条件が違うのです。
その違いとはなんでしょうか。
一言で言うと「会社と個人は一体である」ということです。
会社の借金だといっても社長が連帯保証をしなくてはいけないし、
会社でお金が足りなければすぐに
個人の貯金を取り崩して補填をしなくてはなりません。
また、小さな会社の財務基盤は非常に脆弱です。
十分な担保もなく、銀行の都合によるちょっとした
融資姿勢の変化にも大きく振り回されがちなのです。
一方で、会社と個人が一体であるからこそ実現できる、
まさに「いいところ取り」なお金の残し方もあるのです。
だからこそ、「合理的なドンブリ勘定」を活用した
「小さな会社ならではの財務戦略」という武器を
あなたに提供することで、
一つでも多くの会社がビジネスという荒波を
乗り越えていって欲しいという思いでこの本を書きました。
この本を読み終わった頃には、きっとあなたも
「会社と個人が一体である小さな会社だからこそできる
会社と個人の効率の良いお金の残し方」
について理解できていることでしょう。
<目次>
・手許のキャッシュこそ小さな会社の命綱
・会社にお金を残す3つの方法①支出を減らす
・会社にお金を残す3つの方法②収入を増やす
・会社にお金を残す3つの方法③寝ている資金を減らす
・社長のサイフと会社のサイフはこう分ける!
・お金を残すにはやっぱりコントロールも必要
・6つのキーワードで「無敵の会社」を作ろう
この本は、年商で5億円以下の会社を対象に、
20年近くに渡ってお客様の質問に私がしてきたアドバイスの
「ネタ帳」といってよいもの。
「売上も増えたし、会社も大きくなったのに
今ひとつ手許のお金が増えない」という社長にとって
きっとお役に立てるものであると自負しています。
もし、会社と個人が一体であるゆえの「いいとこ取り」の
お金の残し方にご興味があればお手にとってみてください。

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