本には、○○著という記載の他に
○○監修という記載がされていることもあるでしょう。
大抵は、○○著の記載よりも
大きくされています。
では、この「監修」って何をしているのでしょうか?
基本は何もしていません。
要するにその本に箔ををつけるために
用意された権威者であり、有名人であるという
ことですね。
もちろんあくまでもそれは基本。
監修者の中には、記載された内容を
すべてチェックする人や
本の構成段階から会議に参加する人
もいるでしょう。
ただ、労力的には直接の
執筆者の方が遙かに大変です。
そのくせ着目されるのは
なぜか監修者の方ばかり。
何とも不合理ですね。
なお、○○編となっていると
私の経験から言えば、
実際のコンテンツは書かないことが多いものの
全体のとりまとめには相当な労力をかけているはず。
中には泣きながら原稿を手直ししている人もいるでしょう。
皆さんも「○○監修、○○著」と書かれた本で
気に入ったものを見つけたら、
監修者よりもむしろ著者にエールを
送ってあげてください。
がんばれ執筆者たちよ!
私は基本通り何もしないけどね