生産性を向上し時間を生み出すのに実際に役に立った
GoogleDrive活用法の第六弾。
さて、セミナーの申込やセミナー音源の販売をしていて、
大変なのが受注の管理なんですね。
以前はメールで注文を受けていたり、無料のレンタルのフォームを
使っていましたが、今回は、これをGoogleDriveに変更したら
メチャクチャ便利になったという話です。
GoogleDriveで新規にファイル作成をしようとすると
・WordのようなGoogleドキュメント
・ExcelのようなGoogleスプレッドシート
・PowerpointのようなGoogleスライド
のほかに
・Googleフォーム
というのが用意されています。
このGoogleフォームは主たる目的はアンケート結果の集計のようで。
あまり、WEB上でアンケートなんかやらないので
使い道がないものだと思っていましたが、
申し込みのフォームにも使えるんですね、これ。
さっそく、セミナーの申し込みやセミナー音源販売の申し込みフォームを
このGoogleフォームで作成してみました。
作成は簡単。
CGIなどの特別な知識がなくても
必要事項を書き込むだけでできます。
昔は、このフォームをWEBサイトに一つ置こうとするだけで
レンタルサーバーの契約をアップグレードしなくちゃいけないだの
設定するのに管理画面をいじくりまわさなくちゃいけないだの
ものすごい面倒だったんですけどね。
もちろん、元々はアンケート集計用のフォームなので、
申込者のデータベースが自動でGoogleスプレッドシートに作成が可能。
さらに、適宜項目を追加することだって、
集計加工することだって、スプレッドシートなので簡単です。
GoogleAppScriptを理解できれば、もっといろんなことができます。
例えば、注文を受けた時に自動返信メールを送るとか。
正直私は、Scriptを自分で作ることはできないですが、
やさしい人達がコピペをするだけで簡単に使えるようになる
コードを公開してくれていたりします。
このままコピペをして適宜修正を加えるだけで簡単に
自動返信メールができます。
これだけの機能のために、毎月お金を払わないと
いけないサービスもある中でたまにしか利用しない者に
とってはこれは感涙モノなわけです。
GoogleDriveがOfficeの簡易版であるのは事実だけど、
機能のアップデートが早いので、Excelだけとっても
既にExcelにはない関数が装備されていたり。
Excelのマクロを覚えるよりもGoogleAppsScriptを覚えた方がよい
という時代が意外と早く来るかもしれませんね。
セミナーの音源ファイルの販売については
・Googleフォームで申し込み
・お申込者に自動返信メールが送信される(入金先が記載)
・こちらにも申し込みがあった旨のメールが来る
・「入金確認」された時点で、ダウンロードリンクをお申込者に手動でメール送付
という流れになっています。
以前は、セミナーの動画をDVDにして販売していましたが、
在庫の管理と配送の手間が大変でした。
そこで、音源のダウンロードによる納品に変えたのですが、
モノがあれば代引きとかができるものの、
モノがないので、入金確認が大変なんですよ。
わざわざ、銀行に行って記帳しないと。
それをネットバンキングに変えたら、入金した時点で
すぐにメールで通知が来ます。
これで「今日こそ入金があるんじゃあないか」と銀行に
何度も足を運ぶ必要もないし、お客様にもすぐに納品が可能になりました。
というか、私が選んだのは楽天銀行ですが、楽天銀行同士だと
営業時間外の入金でもすぐに入金確認ができます。
そのため、お客様から「すぐに入金確認ができるはずですよ」という
メールが。
要するに「すぐにダウンロードリンクを送付せよ」ということなんでしょう。
amazonが場合によっては、当日に配送をするなどにより、
ドンドンお客様のレスポンスに対する期待はシビアになってきています。
その要求にクイックレスポンスで応えることで、
顧客の満足度を高めることが可能になる。
いや。むしろ、今までの感覚での応対では、
不満を持たれることもあるかもしれません。
周りが先に進む以上、現状維持では追い越されるだけということなんですよね。