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毎月支払い義務のあるものは、できれば口座振替により自動的に支払いができるようにしたいもの。
たとえば、社会保険料などは、口座振替手続きを一度すればあとは一々金融機関に納付に行く必要はなくなります。
しかし、楽天銀行のようなネット専用銀行では、社会保険料などの口座振替に対応していないこともあります。
そこで、今回は、口座振替が出来ない場合の公共料金等の納付方法としてのPay-easyについてまとめてみようと思います。
Pay-easy(ペイジー)とは、税金や公共料金、各種料金などの支払いを、パソコンやスマートフォン・携帯電話、ATMから支払うことができるサービスです。
このPay-easyを使うことで次のようなメリットがあります。
・深夜や休日でも納付手続きが可能(一部利用不可の時間帯あり)
・金融機関の窓口やコンビニのレジに並ぶ必要がない
・窓口の担当者に住所や電話番号を知られるリスクがない
口座振替ができればそれでも良いのでしょうが、ネット専用銀行では対応していないことも多いものです。
今やネット専用銀行のほうが、一々ネットバンキング契約を必要とする市中の金融機関よりも振込作業については利便性は高く、ビジネスモデルが融資を受ける必要のない会社なら、「預金口座はネット専用銀行口座のみでOK」という会社も多いことでしょう。
そのような会社が、公共料金などの支払いをするのに便利なのが、このPay-easyという仕組みなのです。
Pay-easyであれば、ATMやコンビニの専用端末で振込操作をすることもできます。
ネットバンキングの環境がない人はそのほうが良いのでしょうが、せっかくネットバンキング口座を持っているのであれば、それらを使ったほうがよいでしょう。
そこで、私も利用している楽天銀行をベースにして具体的な納付方法についてまとめてみます。
楽天銀行では次のようなものが、Pay-easyで納付が可能です。
*ポイントが加算されるためこれらの支払いはクレジットカード決済とすることをオススメいたします。
※1回につき、手数料110円(税込)負担が必要
申請・届出に伴う行政手数料等、納入告知書等による国庫金、歳入歳出外現金
関税等
源泉所得税、申告所得税、法人税、消費税及び地方消費税、酒税等
電波利用料
労働保険料
国民年金保険料、厚生年金保険料、船員保険料
放置違反金、自動車取得税、電子申請に係る手数料
都税(自動車税・個人事業税・不動産取得税・固定資産税・都市計画税・鉱区税)、行政手数料、使用料、放置違反金、自動車保有関係手続のワンストップサービスに係る税金・手数料等
ふるさとぎふ振興寄付金、道路占用料、河川占用料、県教育機関授業料関係、県施設使用料関係、産業技術センター試験検査手数料、同依頼試験手数料、セラミックス研究所試験検査手数料、機械材料研究所試験検査手数料、計量検定手数料、各家畜保健衛生所検査手数料、同証明手数料、ワンストップサービス利用による自動車保管場所証明申請手数料・自動車保管場所標章交付手数料、ワンストップサービス利用による自動車税・自動車取得税
自動車税、個人事業税、不動産取得税、三重県ふるさと応援寄附金 、ワンストップサービスに係る自動車保管場所証明申請手数料、自動車保管場所標章交付手数料
国民健康保険料、廃棄物処理手数料、土地建物賃貸料、個人市・府民税(普通徴収)、固定資産税・都市計画税、軽自動車税、市営住宅使用料
ワンストップサービスに係る自動車税種別割及び自動車税環境性能割、ワンストップサービスに係る自動車保管場所証明通知申請手数料・自動車保管場所標章交付手数料、自動車税種別割、個人事業税、不動産取得税、法人県民税、事業税
自動車税、個人事業税、不動産取得税、鉱区税等、ふるさと島根寄付金、使用料・手数料、負担金、貸付金償還金等
自動車税、個人事業税、不動産取得税
自動車税、不動産取得税、個人事業税、育英資金等の貸付金償還金、河川敷や道路等の占用料、放置違反金、電子申請に係る手数料
なお、法人の税金についても、etaxを利用することで法人税や消費税、源泉所得税などの国税が、eLTAXを利用すると、法人都道府県民税、法人事業税、地方法人特別税、法人市町村民税、事業所税、個人住民税(特別徴収分)の納付手続きもPay-easyで行えます。
*楽天銀行は、電子納税のうち事前に登録した口座から振替で納付をする「ダイレクト納付」方式には対応していません。
政府も電子化の推進をしているようですので、今後、納付できるようになるものは増えていくことでしょう。
まずは、Pay-easyのマークが納付書にあることを確認してみてください。
具体的な操作方法はこちらを御覧ください。
とてもカンタンで誰でもすぐにできると思いますよ。