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やるべきことが山のようにある中で、時間的な自由を得るためには、
生産性を高めて、同じ作業であればできるだけ短時間で終えたいもの。
その生産性を上げるのに効果が大きいのは、
ひとつの作業時間を大きく減らす画期的な方法よりも、
実は、使用頻度の高いものについて
チョットでも時間短縮をしたほうが
トータルの効果が大きい事が多いものです。
例えば、ショートカットキーの活用。
ショートカットキーを利用することで短縮できる時間など
一回についてはせいぜい5秒程度。
ただ、それを一日に100回使えば500秒、
一月で2,000回使えば10,000秒、
一年で24,000回使えば120,000秒、
つまり年間で33時間もの時間を生み出すことになるわけです。
多くの人にとって、最も使用頻度の高いショートカットキーは
Ctrl+X:切り取り
Ctrl+C:コピー
Ctrl+V:貼り付け
の3つではないでしょうか。
今回は、この3つの次に覚えたいショートカットキーについて
話をしてみたいと思います。
操作をなかったものとするには、通常はマウスで戻るボタンを押します。
複数回このショートカットキーを押すことで、その回数だけ実施した
操作をしなかった状態に戻すことができます。
ファイルの上書き保存をする場合、通常はマウスで上書き保存ボタンを押します。
それをこのショートカットキーを使えば、マウスに手を触れることなく
適宜上書き保存が可能になります。
印刷画面を表示するにも、通常はマウスで印刷ボタンを押したり、
右クリックでそのコマンドを表示させてたら選択をします。
このショートカットキーを使えば、ワンアクションで可能になります。
複数のアプリを立ち上げて操作をしている際に、それらを
切り替えるにはその画面をマウスでクリックすることが必要です。
それが、このショートカットキーを使えば、Tabを押すことで
最前面に表示される画面を切り替える事が可能です。
たくさん開いてしまったアプリを閉じるのに通常はマウスボタンで✕印を
一つ一つクリックしなくてはなりません。
しかし、このショートカットキーを使えば今開いている画面を
ワンアクションで閉じることが可能になります。
ショートカットキーは早く覚えるほど、
その使用による時間短縮の機会が
多くなる事になります。
劇的な時間短縮効果がある画期的な方法がどこかに
あるのではと探しまわるくらいなら
目の前にあるショートカットキーを積極的に活用するほうが
確実に時間短縮の成果は上がるものなんですよね。