◆粉飾部分をはずして、決算書を作り直せ!
これらの分析により、
粉飾された部分を修正した決算書を作ってみましょう。
具体的には3期間の決算書から、
売掛金、在庫、買掛金等それぞれの
標準的な比率をはじき出し、
その比率にあわせた数値に修正するのです。
黒字だと思っていた会社が
実はかなりの債務超過
(負債が資産を上回る状態)になった場合もあるでしょう。
その場合には、取引先の動向に最大限の注意が必要です。
もちろん現実には信用調査で入手できる
決算書だけでは取引先の正確な
財政状態や経営状況を把握することは難しいです。
あくまでも、倒産兆候の発見につながる
場合があるということです。
決算書の分析だけではなく、
訪問時に取引先の活動の様子を
注意深く観察するとともに、
信用調査や周辺からの情報収集を
こまめに行うことが
「与信管理の大原則」ということです。
<まとめ>3期間の決算書から標準値をはじき出す。
その数値にあわせて、
それぞれの数値を作り直してみよ。
それで、より真実に近い決算書になるはずだ。
如何でしたでしょうか。
なんと18回にも渡る決算書特集。
えっ?必要性はわかったけど、
計算がめんどくさくてやる気にならない??
そうですか、それであれば、
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そ、そうでしたね。(T T)(大号泣)
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