ほぼ月刊ワンポイントアドバイス<番外編>
「パーキンソンの法則」ってご存じですか?
これは、
「仕事の量は、完成のために与えられた時間を
すべて満たすまで膨張する」というものです。
要するに「人は時間があると、
その時間を埋めようと仕事を作り出す。
しかし今度はその仕事に忙しくなり
さらに人を必要とする」ということでしょう。
別に我々が経理の専門家だからではなく、
おそらく誰でも外部の人が見れば、
「これって、本当にいるの?」という
業務がどの会社にも多かれ少なかれ
あるような気がします。[emoji:e-263]
これは、私、いや私の「友人」が
勤務税理士時代のこと。
上司と営業に行くと、
「これは面倒だな。せめてこの部分だけでも
お客さんにやって欲しいな~」
と思うような作業があった。・・・らしいのです。
ところが、上司は
「大丈夫です。もちろんうちで
そんなのやっちゃいますから!」と
笑顔で説明するわけですよ。
結果として、私、いや友人が
泣きながら終電までかかって
処理をするわけです。
これじゃ、労働生産性は上がりませんよね。
そのため、私は独立後は
「1時間当たりの当期利益」を
私の経営理念の実現度を表す
最も重要な指標とした経営をしてきたわけです。
それこそ、この数値が下がるような
仕事は例え売上が大きくても、
なんの躊躇もなく断るという。
そんなえらそうなことを言ってますが、
それでもバックオフィス業務には
知らず知らずのうちに無駄な
工程がつみあがって行きますね。[emoji:e-263]
そして、それはなかなか自分では
発見できないもの。
一度仲の良い仲間に自社のバックオフィスの
処理体系を見せ合うのはどうでしょう。
さながら、
「業務マニュアル・チェックリストコンテスト」
みたいな感じで。
自社の思わぬ無駄が発見されたり、
小さな業務改善策を共有できたりして
楽しいかもしれませんよ。[emoji:v-218]
アライアンスLLPセミナー
7/13(金)
マンダリンオリエンタル東京