税理士や会計士などの職業会計人にとって電卓は、野球選手にとってのグローブやスパイクのようなもの。
常に電卓は持ち歩くものなのでしょう。
ですが、正直に言うと、私は電卓を持ち歩くようなことはしていないです。なぜなら、大量の数値を集計していくような業務には、もう従事していないから。
電卓の機能は日常的に必要としていますが、ぶっちゃけスマホで十分なんです。
では、スマホでどんな電卓のアプリを使っているのでしょうか?
それは、Galaxyに標準搭載されている電卓アプリなのです。
そこで、今回は、電卓のライトユーザーにとって、Galaxyの電卓アプリとそれに類似する電卓アプリのここが便利だという話をしてみようと思います。
Galaxyに標準で装備されている電卓アプリの特徴は、計算式が表示されることです。
このおかげで、集計作業に誤りがないかの確認をしながら集計結果を見ることができます。
その上、便利なのは、もし誤りがあった場合には、あとからその部分を修正することができること。
漏れているものがあればその数値をあとから追加することも、入力に誤りがあればその数値を修正することも可能です。
一般的な電卓が、直前の入力数値を取り消すことはできても、それ以降はあとからさかのぼって修正できないことに比べると明らかに便利です。
なお、四則計算については、前から順番に計算し、×÷は+-よりも優先して計算がされます。
もし、+-を優先したければ、あとから()を追加することで可能になります。
一つの計算式だけでなく、過去の計算式の履歴の表示も可能です。
なお、iOSの標準アプリのように、横に向けると関数電卓にもなります。
使ったことないですけどね。
さらに、面積や距離、温度などの「単位コンバーター」も
これだけあれば、申告書を作るくらいのライトな電卓作業は十分こなせます。
なにせ、申告書自体はソフトウエアが計算してくれるので、電卓が必要となる場面は、その手前の数値の集計やソフト間で数値を転記するときのメモ代わり程度ですから。
Galaxyの標準アプリなので、Galaxy以外では使えません。
では、これ以外に計算式の表示される電卓アプリはないのでしょうか?
いくつかあるようですが、オススメは「万能電卓」というアプリです。
こちらも同じように計算式が表示され、あとからさかのぼって追加修正も可能です。
計算式の履歴も表示されます。
一般的な電卓だけでなく、各種の電卓機能もあります。
特にローン計算機や通貨換算機は便利です。
ただ、無料版は電卓下部とポップアップの広告が表示されます。
下部はいいにしても、ポップアップの広告はうっとおしい。
なお、プロモーション動画(30秒)をみることで1,000分間下部の広告非表示で利用可能にできます。また、620円を支払うことで永久にすべての広告を非常時にすることが可能です。
まずは試しに使ってみて、これは便利だというのであれば、620円支払ってもよいのではないでしょうか。
iOSの標準電卓は非常に使いにくいので、iPhoneユーザーは特にその価値は十分あると思いますよ。