Categories: 遺言・相続

遺言特集-その9:二世帯住宅と遺言

このブログをお読みの方の中には
これから二世帯住宅を建てるという方もいらっしゃるでしょう。
バランスをとった遺産分割ができないため、
実は財産といったら自宅のみという場合
のほうがむしろ遺言は必要になるのです。

多くの場合、二世帯住宅を建てるという
場合には他の相続人にもそのことは相談するでしょう。
ですから、その時点であわせて
自宅をどのように相続するかをきちんと
ご両親に考えを表してもらうと良いのです。

なお、遺言作成に合わせて、
その他の相続人に最低保障額である
「遺留分」を放棄してもらうという
手続きを行ったほうが良い場合があります。
あまりいいたくないことですが、
どんなに親の面倒を見ようがその努力を、
現在の民法では一切考慮してくれません。

もちろん、財産のために親の面倒を見る
わけではないでしょうが、
もしその努力をきちんと理解してほしい
というのであれば、親御さんにそのことを伝え、
遺言を書いてもらうことも必要であると思います。

まあ、言われた方、やっぱり傷つくんですけどね。[emoji:e-263]
それが相続というものなのでしょうか。

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