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商業出版特集-その3:商業出版のジレンマ

ほぼ月刊ワンポイントアドバイス<番外編>
ほとんどの市場にいえることですが、
初心者>>中級者>上級者と言った
ピラミッド状に市場規模は形成されていることでしょう。
税理士よりも税理士志願者、現実の会社経営者よりも
起業志望者の方が遙かに人数は多いですよね。
ですから、初心者を相手にした方が
単純にボリュームは取れる
ことになるわけです。
当然のことながら、需要の多い本の方が、
企画は通りやすいことになるでしょう。

(類書が多くて販売は大変だと思うのですが、
それでも結構後から後から似たような本が出るんですよね。
まあ、その方が出版社はリスクが小さいですから[emoji:e-263])
一方で、ブックマーケティングの視点から考えると
初心者そのものが自分の顧客ターゲットと
なっているとは限りません。
我々で言えば、いくら人数が多くても
「これから起業を考えてみよう」と言う人は
すぐに顧客ターゲットにはならないわけです。
ですから、これから起業を考える人向けの
本が売れても、実は自身の売上増には
あまりつながりません。

でも、我々が直接ターゲットとしたい
「現実に企業経営をしながら解決策を探している層」は
起業希望者よりは圧倒的に数は少ないことになります。
だからその層向けに本を出そうとしても、今度は
出版社が躊躇して企画自体が通らない・・・

(もちろん内容が良ければ通るでしょうが、
ハードル自体は高くなるでしょうね)
「企画を通すことを優先すると自身の
売上増加につながらない。
でも、自身の売上増加を狙うと
今度は企画自体が通らない」
という
「商業出版のジレンマ」に陥ることになります。
では、このジレンマを解消するには
どうしたらよいのでしょうか。
答えは、・・・
CMのあとで
起業家のための「手ガネ経営」で勝ち残る法

<ツアイガルニック効果[emoji:e-461]>




では答えを。
それは2冊出す!と言うことです。
いやいや、まじめに言っているんですから。[emoji:e-263]
現実に、私も最初はまずは企画を通すことを
優先して「独立・起業者向けの本」を書き、
3刷重版というある程度の実績が出たので
今度は、本気で顧客ターゲットである
企業経営者向けの本」を出したわけですから。
もちろん「読者に料金以上の情報とメッセージを届けたい」
と言う考えは言うまでもないことですよ。[emoji:e-413]
それがないと、いくら広告活動とはいえ
あんな面倒なことは出来ません。(キッパリ)
出版社に見られたら怒られそうですが、
正直に言って
部数的には
「はじめての~」>>「手ガネ経営」

って感じでしょうね。[emoji:e-263]
マーケットの大きさが違いすぎますから。
ただ、
顧客誘因効果は
「はじめての~」<<<<<「手ガネ経営」

位の違いがありましたよ。
まあ、このあたりは別にブックマーケティングだけでなく
多くの事業でも同じでしょうね。
とりあえず最初は実績狙いで。二度目以降で
直接収益を狙い
に行くという。
そんな目でもう一度
2冊を読み返して見てください。
結構テキトーに見えて、
いろいろ考えながら書いているんですから。[emoji:e-320]
起業家のための「手ガネ経営」で勝ち残る法

はじめての「独立・起業」なるほど成功ガイド

ちなみに、このレポートもゲットできますし。
(やっぱり宣伝で、すみません。[emoji:e-263])
凡人の凡人による凡人のための商業出版
さあ、3作目は何をしようかな。
今度はやっぱり、
マーケットの大きな所を取りに行くでしょうね。
って、こんなことばかり言っていて、
企画通してくれるところあるんだろうか[emoji:e-263]
出版社の皆様、一生懸命売れそうな本を書きますので
何卒よろしくお願い申し上げます。

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