久しぶりに市販売上高No.1のプレジデント誌に
インタビュー記事を掲載して頂きました。
テーマは「いかなる領収書も経費で落とせるは本当か」というもの。
最近、元国税調査官による節税本がベストセラーになっていますが、
それらで記載されているような節税テクニックの
信ぴょう性についてコメントをしています。
結論は、半分合っているけど、半分合っていない。
特に、いかなる領収書であっても、事業に関連する経費であると
屁理屈さえこねれば、税務署も経費と認めてくれるかのような話には
異議を唱えています。
むしろ、そのような経費の処理をすることでかえって
税負担が増えてしまうリスクやビジネスパーソンでは
別のもっと大きなリスクがあることにご注意いただきたいものです。
そういえば、NHKでも「チェイス」という国税専門官を主人公にした
ドラマがありましたが、そこで紹介されていた節税テクニックは
無茶苦茶なものでした。
NHKドラマ「チェイス」に大人気ないけどツッコんでみる
一般の人を対象にした節税テクニックの話はあくまでも
エンタテインメントとして読んでいただきたいもの。
それでも、中にはそれらを真に受けて、
「うちの先生は頭が固い。もっと勉強してほしい」なんて
理不尽なことを言われてしまうこともあるのですが。
税務調査の対応方法など本当の税務の現場を知りたい方は
是非お手にとって見て下さい。