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ネットワークを長く維持するコツはあるのか?

ほぼ月刊ワンポイントアドバイス<番外編>
今日は、一日友人達と勉強会です。
平日に丸一日そんなことをしていられるの
ですから、参加者の業務量はおのずと
推測されそうですが[emoji:e-263]
今回の内容は「財務分析と粉飾発見の手法」について。
なんとか、後日レポート化して
クライアントの方々にはお配りします。
今もこの超実践的決算書読破術というテーマで
国税解説速報にて連載中なので
正直に言えば、私一人でレポートを
書くことは可能です。
では、なぜあえて複数の人間で
作り上げるのか?
一つは、当然「集合知」の形成。
当たり前ですが、私一人より
複数の人間が関与して知識を持ち寄った方が
良いものが出来るから。
それと、もう一つは
ネットワークの維持のためです。


うちは、専任担当制のコンシェルジュ型
税理士事務所
ということで、出来るだけ
組織を大きくしないことを目指した
運営をしています。
その方が、顧客満足も時間当たりの
利益も極大化できる
と信じているからです。
ですが、そのような小さな組織にも
大きな弱点があります。
一つは代表者が病気になるリスク
もう一つは質的・量的なオーバーフローのリスクです。
ただ、そのリスクを回避するためだけに
組織を大きくすると目指すべき理念と
逆のベクトルに向かうことも。
そこで、我々は個人事務所同士のネットワークを
組むことでそのボトルネックを解消することを
目指しているわけです。
小さな事務所では質的・量的にオーバーフローを
起こしかねない特殊案件にネットワークであれば
対応できるとともに、
むしろ積極的に共同で行うことで
すべての関与者に実績とノウハウが蓄積
されるということですね。
このような同業者・異業種とのネットワーク
に多くの方が参加されていると思います。
ただ、これが結構いつの間にか
フェードアウトして消えてしまいますよね。
これは、うまくネットワークを維持しながら
仕事につなげているお客様がおっしゃっていたのですが
ネットワークを長く維持するコツは
「半分仕事、半分遊び」
だそうで。
要するに、仕事のためだけのネットワーク
では、利害がギラギラしてつまらないし、
かといって酒を呑んでいるだけでは
いつか、優先順位が下がってフェードアウト
してしまうそうです。
うまく「遊びの中で、仕事の話が出てくる」
のが理想的な関係ということですね。
と言うことで、我々のチームAllianceも
ゴルフばっかりではダメなので、
ちゃんと成果物を出して
仕事につなげるようなことも
しよう
と頑張っているわけです。
しかし、結果としてもう15年も一緒なのに
全く成長が見られないというものどうかと
思うけど。[emoji:e-263]

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