起業家のリアルがわかる雑誌「アントレ」(リクルート刊)の
特集「独立に効く商売勘の磨き方」の中で勘定する力の磨き方
の担当をさせていただきました。
独立を考えるならば、今からやっておきたいお金や数字に強くなる習慣として
・稼ぐ意識を高めるために「自分の時間単価を意識しながら働くこと」
・時間の鞘取りを意識するために「自分でやるのとプロに頼む損得を比較すること」
・利益とお金のしくみを理解するために「複式簿記の原理を学ぶこと」
の3つを挙げています。
特に、複式簿記の原理については、
「社長は簿記など知らなくても良い、決算書を読めさえすれば良い」
という多くの人の言説に真っ向から逆張り。
それも「社長は簿記三級を取れ」と。
もちろん、簿記検定で習うことの80%は経営者にとって不要な知識です。
でも、残り20%だけを学ぶにしても、一度本を読めば身につくという
ものでもないです。
なので、きちんと使えるくらいに修得するためのマイルストーンとして
ちゃんと簿記三級が受かるように勉強するのもありなんじゃないの
ということですね。
この「勘定する力」に加えて「売る力」「集める力」「書く力」
「話す・聞く力」を加えた「独立に必要な5つの基礎力」を
会社勤めをしながら学ぶ方法について、各界で活躍なさっている方々が
解説していますので、将来独立起業を考えている方はお手にとって見てください。