9/5にかんき出版から発刊された「2時間で丸わかりインボイスと消費税の基本を学ぶ」ですが、発売当日に重版決定、これまでに4刷35,000部になると大きな反響をいただきました。
この本の一部が、現代ビジネスさんに、三回に渡って掲載がされています。
多くの税理士にとって、自分の利益を考えるとぶっちゃけインボイス制度導入は非常に痛いです。それだけ、直接・間接的な免税事業者制度の受益者であるということ。
ですが、「現行制度とインボイス制度のどちらが正しいのか」と言われれば、消費税導入を優先するため、問題があることを承知で目をつぶった現行法ではなく、正規の方法であるインボイス制度のほうが正しいと言わざるをえません。
”助走期間”として導入された現行法もいよいよ限界に来たということで、遅かれ早かれインボイス制度導入は避けられないものであるため、自身で動かしたがたい制約条件の中では、ダメージを最小にする最適解を選択するしかない。
その際には、自身の都合や理想ではなく、取引相手の立場から考えるという視点でインボイス制度への対応について書いたつもりです。
本にご興味のある方は、まずはこちらの連載からお読みいただければ良いのではないでしょうか。
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