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商業出版特集-その4:ストレスなく執筆するコツ

ほぼ月刊ワンポイントアドバイス<番外編>
「先生、是非当社で執筆を!」などという
オファーのかからない私のような凡人の場合、
当然のように企画書を送って、商業出版を
実現させる
わけです。
企画書の書き方はまた別の機会にするとして
今回は
吉澤式「ストレスなく執筆するコツ」
について説明致します。
ほとんどの場合、企画書を通して
商業出版をしてくれる先を見つけてから
原稿を書き始めることでしょう。
しかし、私の場合、全く違った手法を採ります。



つまり、先に原稿を書き上げてから、
商業出版をしてくれる出版者を探す
のです。
「ハァ?何をバカなことを言っているんだ」
まあまあ落ち着いて最後まで聞いてください。
この手法のメリットはたくさんあります。
一つ目はスムーズに企画書が出来るという
ことです。
それはそうでしょうね。何度も練り直して
原稿を書き上げているのですから、
論理の一貫した企画書をスムーズに
書くことが出来るわけです。
二つ目のメリットは、マーケティングの
観点から説明出来ます。
マーケティングの基本は
「如何に相手にストレスなく選んでもらうか」を
考えるということ。

よく考えてください。
全く実績のない新人が、企画書一枚を見せたところで
「どの程度の文章力があるのか」
「ちゃんと納期を守ってくれるのか」
と言う不安を編集者は持つはずです。
それを、「既に原稿はできあがっています」と
言えば、その原稿を見た上で
「どの程度の文章力があるか」と
「これからどれくらいの時間で書き上がるか」を
予想することが出来るでしょう。
そのため編集者の
採用に関する心理的なハードルは相当下がる
はずです。
そして、最後のメリット。
これが一番大きいと私は思っています。
それは「自分の都合で書くことが出来る」
いうものです。
めでたく企画書が通ったとしても、
その時点で締め切りまでに1から書くとなると
相当悶絶することでしょう。
ましてや、それが本業の繁忙期などと
重なった
となると、相当「イライラの
オーラ」を周囲にまき散らすことに
なるかも知れません。[emoji:e-263]
しかし、雑誌やブログを含め
時間のあるときに書いておいた
ものを自分のスケジュールで編集し原稿にする
のであれば、それ程時間的な
ストレスを感じることはないはずです。
ですから、万一私にオファーが殺到する
ようなことになっても、このスタイルを
代えるつもりは全くありません。
実は、PR活動もほとんどの場合発売前に
行わなくてはならないのです。
そのときに執筆や本業で一杯一杯では、
もうどうにも身動きも取れないと言う
リスクもあるでしょう。
ですから、自分の都合でコントロール出来る
ようにするためにも事前に原稿を書いておく
吉澤式「執筆術」をオススメしたい
ところです。
実際のところ出版社サイドから見れば、
私は「使いやすい著者である」
という自信はありますね。(キッパリ)
(出版社の皆さんよろしくお願いします[emoji:e-413])
なにせ絶対に納期に遅れず、手間がホントに
かかりませんから。

そりゃそうですよね。原稿ほとんど
出来ちゃっているんですからね。
まあ本のクオリティは別ですけど。[emoji:e-263]
「オイオイ、そうはいっても商業出版を
してくれる出版社がなかったらどうするのさ!」
ぶっちゃけ、商業出版に至る可能性は
現実にはものすごく低いです。
ですが商業出版に至るかどうかは
単なる結果
なのでは。
ダメならその時点で自費出版にするか
あるいは分解して小冊子にしても良い
でしょう。
あなたの持つ知識と情報を
「どうしたら人に伝わるか」と
必死に考えた努力は絶対に無駄になりません。

対面でのセールストークでも大いに役に立つばかりでなく、
一生ものの財産になるはずです。
ですから、安心してまずは原稿を
書いてみてください。
あれ?もっと詳しく知りたい?
それではこのレポートを読んでください。
(やっぱり宣伝で、すみません。[emoji:e-263])
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