私の人生でこれはキツかったと言うスピーチベスト3。
第三位は、日本話し方センター「スピーチコンテスト」決戦大会
第二位は、社葬での遺族代表としてのスピーチです。
そして、第一位はこれよりはるかにキツかったですね。
それは・・・
私は大学生の時、1ヶ月間だけアメリカにホームステイをしていた
ことがあります。
今も余り話せませんが、その当時は全くと言って良いほど
話せませんでした。
そのため、頼み方がわからないので
朝食は1ヶ月間毎朝マフィン。[emoji:e-263]
ホストファミリーがものすごく良い人たちで、
世話を焼いてくれればくれるほど、何もお返しを
できない自分にジレンマを感じていったわけです。
そのため、余り家に寄りつかず「ほぼ家出状態」
(どんなホームステイだよ[emoji:v-292])
ホストファミリーが「うちのMASAが家に帰ってこない」と
コーディネーターに涙ながらに相談する自体に
までなってしまいました。
そこで最後のフェアウエルパーティでは、
「お前が一番迷惑をかけたのだから、お前がスピーチをしろ」
と言われ私がしぶしぶスピーチをする羽目になったわけです。
これ以上出来ないと言うくらい精一杯今までの
感謝の気持ちを込めて練習しました。[emoji:v-218]
つたない英語でしたが。
ただ、これはもうどうにもなりません。
目の前に200人くらいのガイジンが座っているところで
全く話せない英語でスピーチするんですよ。
もう、「度胸で乗り切る」とか言うレベルじゃありません。
しかし、
「Ashland is my second hometown!」と言ったときの
ホストファミリーの涙は今でも忘れませんね。
って、それ以来何の連絡も取っていませんが。[emoji:e-263]
他のは、なんだかんだいって頼まれればまたやるでしょう。
でもこれは、もうイヤ。絶対にイヤ!