2時間で丸わかり 不動産の税金の基本を学ぶ
かんき出版から「2時間で丸わかり不動産の税金の基本を学ぶ」という本を
出版させていただきました。
時期的には、まだ平成26年度の税制改正法案は可決されていないのですが、
現在の情勢ならば、不動産に関する税務については、99.9%可決されるでしょう。
そこで、一日でも早く情報を届けるために、あえてフライングをしてでも
最新の情報を組み入れてみました。
この本のコンセプトは、「不動産のプロがお客様と税務の専門家
との橋渡し役となるための本」というもの。
書店などで不動産の税務の本を見ると、税務申告まで出来るような
詳細な規定の書かれた「手引書」や、不動産投資家向けの「節税指南本」が
並んでいます。
それらとは違い、この本は、不動産に関わる税金の全体像を理解し、
誰かに説明できるようになるための本なのです。
そのため、「取得、保有・賃貸、譲渡、相続・贈与」と言った税金の掛かる場面ごと
の章立てに加えて、一つ一つの税金についても、「枝」をバッサリ切り落とした上で
「幹」の部分を「これを知らないと恥ずかしいレベル」と「ここまで知っていると信頼されるレベル」
に分けることで、その人のレベルごとに読むべきポイントを絞ることが出来るようにしています。
なお、はじめから最後まで順番にお読み頂いても、
興味のある税目からお読みいただいても良いですが、
短時間で時間効率良く理解を深めるためには、
1.税金の掛かる場面ごとのロードマップを眺める
2.各税目のダイアロークとまとめだけをすべて目を通す
3.その上で、より深く知りたい税目について読んでいく
という読み方をオススメ致します。
こうすれば、難解な不動産の税金であっても、きっと
「2時間で丸わかり」となることでしょう。
不動産会社の新人さんだけでなく、不動産融資を取り扱う銀行員、
不動産投資家、相続に悩む資産家などで、不動産に関わる税金の全体像を把握したい方は
一度お手にとって見てください。
従来の不動産税務の実務書とは、一味違った本となっているはずですから。
2時間で丸わかり 不動産の税金の基本を学ぶ