<自社セミナー開催マニュアル目次>
1.セミナーの目的をはっきりさせよう
2.セミナー会場選びのポイント
3.懇親会会場選びのポイント
4.セミナーコンテンツ選びに加える条件
5.セミナー運営形式の選択方法
6.協力者をドンドン巻き込もう
7.満足度を上げるアフターフォローの仕方
■セミナー運営形式の選択方法
共同でセミナーを行う場合、
時間配分を同一に行うのか、
全体の流れを考えて時間配分を変更するのかを
考える必要があります。
いくつかのテーマを行うのであれば
講師の時間を平等に取り扱うということも
ありうるでしょう。
しかし、参加者の満足度を上げることを
優先するのであれば、講師のキャラクターなどを考慮して
講師ごとに時間配分に加重をかけたり、説明の
手法について変化をつける必要があります。
それを納得できる講師同士のチームワークと
それを納得させるリーダーシップの両方が必要になるといえます。
また、講義形式とワークショップの
どちらがいいのかということでいうと
ワークショップは諸刃の剣だということ。
つまり、セミナーのモチベーションが高い人には、
実践を伴うワークショップの満足度は
非常に高くなります。
実際、小山龍介氏のワークショップは
非常に満足度の高いものになりました。
しかし、
それほど意欲の高くない人にとって
ワークショップというのは、
実はハードルが高いものなのです。
(集客自体難しくなります)
多くのセミナーで行われる
アイスブレイクとしての参加者同士の
自己紹介すら嫌がる人もいるくらいです。
(ただ、それでも特にワークを伴うものの
場合、自己紹介はしてもらったほうが良いです)
ですから、第二回アライアンスセミナーの際には、
・基調講演(40分を一人で)
・個別論点(30分×2を二人で)
・ワークショップ(90分を一人+三人で)
という時間配分と説明手法に変化を加えて
全体の流れを考慮しました。
なお、この場合のワークショップについても
参加者のモチベーションのバラつきに考慮して
現実のワークの時間は全体の10%程度に
抑えました。
やはり、こちらが提供したいものではなく、
相手が欲しがるものを提供するという姿勢が
必要なようです。
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