リピート取材を受けるために私がしていること

おかげさまでプレジデントをはじめ
一度取材を受けたメディアから
継続的に取材をしていただくことが
多くあります。
これでも、
私なりにリピートの取材につながるように
行っていることがあります。

あくまでも私の考えに基づく
方法ですが、今回はそれを紹介してみることにします。

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既存顧客に再販売するコストは
新規顧客を獲得するコストの1/6とよく言われます。
取材も一緒で、依頼する側から見ると、
最初に依頼するのはハードルが高く、
一度依頼して満足の行く結果が出ると
そのあとは安心して依頼ができるようになります。
ですからある程度のグレードの高い
メディアで最初の取材を受けるというのは
結構大変なことです。
多いのは著書をメディアの人が読み、
同じようなテーマについて取材を申し込む。
あるいは、既に取材経歴のある人からの
紹介によって面識が生まれるというパターン。
ただ、仮に紹介がされたとしても
すぐに取材に結びつくとは限りません。
そのときの担当者とフィーリングが
あえば、後々その人にふさわしい
企画が上がった時に声がかかる場合が
あるわけです。
このあたりは時の運ですかね。
で、うまく最初の取材に結びついたならば、
何とか成果を出したいところ。
その際必要なことは、
「相手がいかに仕事をしやすくするか」
考えればいいわけですね。
まあ、これは取材に限らず、
ビジネスの基本なんでしょうが。
では、どうやったら
取材する側が記事を書きやすくなるか。
答えは、簡単
1.事前に相手が求めているコンテンツを
具体的に聞いておくということ。
2.そしてそのコンテンツについての
仮原稿をインタビュー前に送付しておくことです。

具体的には、MindManagerというソフトで
作成したコンテンツ全体の俯瞰図を
マインドマップ化しておきます。
それで、インタビューの際には
それを見ながら話をし、そのまま
編集者に手渡します。
なお、税法など細かい規定は
口頭のインタビューではうまく伝わらない
ことも多いので、こちらで基本的な
事項をまとめておいて送付しておきます。
ここまでしておくと、実はもう
インタビュー自体は結構
リラックスしたものになります。
相手もゴールはもう見えているので、
安心なのです。
インタビューをしてみたものの
イマイチ欲しいコンテンツとマッチせず、
再インタビューや編集者が自分で
調べて書き直すなどという面倒なことが
発生するのは避けたいでしょうから。
ですから、私の場合インタビューといっても
自分で作成したマインドマップの
口頭での解説のようなもので、
時間の半分くらいは、
「今度こういう改正があるから
そのときはこういう記事にしたらどう?」
とか言うような話をしたりしています。
何でも大抵のことは後処理よりも
前準備に時間をかけた方が、
時間効率はいいわけですよね。

ただ、ガイジンさんからのインタビューでは
全くこの手法は使えませんでした。
日経ベンチャーNVCマンスリー
「時間効率」VSベンジャミンフルフォード

このときも、時間効率経営というテーマで
呼ばれたので、当然事前にどんなコンテンツを
話せばいいかと言ったところ、
「それは当日の流れで」という回答。
で、聞かれたのは
「セクハラの多い会社はどんな会社ですか?」など
全然関係のない質問ばかりでした。
どうも編集者さんの話だと、ガイジンの
ジャーナリストは、突拍子もないことを
聞いてそのときの対処法で
その人間の力量を見抜いたり
ホンネを聞き出したりするそう。
まあ、それでもちゃんとテーマに沿った
記事にするのがやっぱりプロのジャーナリスト
なんでしょうけどね。
ということで、答えは
「自分が編集者だったらどんな人が
楽に取材をできるか」を考える
という
当たり前のものになっちゃいましたね。
当たり前すぎて全然役に立たなかったかも。
ああ、逆に一度あの人はダメという
印象をもたれるとまず次はありません。
さらに、メチャクチャ狭い世界なので
「あの人はNGだ」というような情報は
光の速さよりも早く伝わるのでご注意を。
一見ライバル会社であっても、担当者自体は
大学時代の同期や先輩後輩などとして
つながっているので、夜な夜な情報交換会を
よく開催してますから。

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