ブログを書き続けて情報発信をするのは誰のため?|その目的とホントに得られる効果

定期的な情報発信はしんどいが

固有名詞で検索されるほど有名ではないあなたが、自分を「選択肢の中に入れてもらう」ためには、「どんな人にどんな部分で役に立てるのか」という情報発信をするしかないです。

そのため、2000年4月にMicrosoftのFrontpageというソフトを使って自分で「ホームページ」を作って月1のコラムを書いていたところからはじめてから20年近く、中小企業経営者の問題解決に役立つ情報を定期的に発信してきたつもりです。

その間、発信の媒体として黎明期のYouTubeやブログ、それにtwitter、facebookと試したのちに、またブログ中心の情報発信に戻ってきました。

では、「何のために」ブログを書き続けているのか。

そこで、今回は、ブログを通じた定期的な情報発信にはこんなメリットがあるということを「誰のために」という目的別にまとめてみることにします。

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新規顧客のため

定期的なブログ更新というと、ライフログとして日々の暮らしを記録したり、自分の想いをまとめることが思い浮かびます。

ただ、それだと、多くの場合、「自分と同じような友達やファン」はできますが、少なくとも税理士については、自分の顧客を得ることには繋がりにくい。

もし、自分のビジネスの顧客を得るためであれば、ファンが更新のたびにアクセスすることを目指すよりも、目的を持って情報を求めた人が「検索」によりアクセスするよう、対象者の問題解決につながる情報を体系的に提供したほうがずっと効果はあります。

問題解決のための情報を提供しながら、そこに、自分はどのように考え、どのように対処するのかという「自分自身のスタンス」を投影させる。

そうすることで、自身のスタンスに共感してくれそうな潜在顧客を探し、定期的な接触を通じて「相思相愛の顧客」となるよう共感を育むのです。

既存顧客のため

既存のお客様からは、日々たくさんの質問をいただきますが、実は「一人の疑問は、別の誰かの疑問でもある」ことが多いです。

私の場合、日々の記帳処理など全く手がけていない「質問応対業」である以上、お客様からのご質問には全速力で回答をしたい。

しかし、同じ質問なのに、毎回前提条件から判断のポイントまでメールに全て書くというのは手間も掛かるし、その時間を確保しようとするとレスポンスが悪くなります。

ですが、過去に質問のあったことや質問されるであろうということを先回りしてブログにまとめておけば、どこにいても、メールに「結論は◯◯です。詳しくはこちらを見てください」と自身がまとめておいたブログのリンクを送るだけで良いので、タイムラグの少ない回答ができることになるわけです。

その時に、人が書いた記事のリンクを貼るのはどうにもカッコ悪いですから。

また、別の専門家から「提案」があったときに、その提案に対する自身のスタンスを記載したブログを明示するだけでその提案を採択すべきか否かや実行時の注意点について即時にアドバイスができることになります。

他人が提案したことを”後出しジャンケン”的に反対しているだけでは、ダサいし、「こいつ、自分の身を守ろうとして反対しているのでは?」とお客様の不信感を買うこともあるでしょう。

自分のため

情報発信を続ける最大の目的であり、最も効果を実感できるのは、実は「自分のため」です。

定期的な情報発信をするには、常に発信すべきネタを探さなくてはいけません。

そのためには、積極的なインプットをするようになる。それだけ問題解決のための選択肢は増えていくことになります。

ただし、「知っている」ということと「他人に説明ができる」というのは、知識の習熟度としては全く別の次元のものです。

知っていても、他人にうまく説明できるとは限らない。でも、他人にきちんと説明ができなければ、顧客を納得させることも、当然獲得することもできないのです。

ブログなどで情報発信をするためには、知っている知識について、「どうやったら相手に伝わるのか」を必死に考えなくてはなりません。

そして、その思考の整理と出来上がったらストーリーは、そのまま対面でわかりやすく伝えられるホンモノの武器となるのです。

情報発信は集客力の筋トレである

こうやって、先回りして情報処理している人と眼の前の仕事をこなしているだけの人では、数年後には、そうカンタンには追いつかれないほどの大きな差となります。

まさに、情報発信とは、キツくてすぐに成果がでないのに、気がついた時になって大きな成果をもたらす「集客力の筋トレ」のようです。

筋トレなのであれば、ある程度の負荷は必要です。

人の書いた記事にtwitterやfacebookでちょこちょこコメントするような何も負荷のかからないことを続けたって、筋力なんか上がるわけないです。

むしろ、ラクな短文ばかり書いていると、まともな長文が掛けなくなりますよ。私がtwitterを積極的にやらなくなったのはそれを実感したからですから。

ああ、だからといって本業そっちのけて情報発信優先というのもどうかなと。

あくまでも、ビジネスの”アスリート”が自身の勝利のために筋トレをするのであって、情報発信の”ボディビルダー”になろうというわけじゃないですからね。

決してカンタンではないけど、正しい方法で正しい負荷レベルで行えば、その「筋肉は裏切らない」のです。

セミナー音源No.20:単独指名されるための情報発信と書く技術