【ボツ原稿】仕事を「リピート率」×「成果の大きさ」でマトリクス化する

■学ぶべき起業家視点:顧客を獲得する「マーケティングコスト」を意識する
「使いやすい人」になるためには、どの仕事をすればよいのか。
それを知るには、依頼されるであろう仕事を
分析する必要があります。
まずは、身の回りの仕事を「リピート率」と「成果の大きさ」
でマトリクス化してみましょう。
この「リピート率」×「成果の大きさ」が大きいものほど
「依頼する側の満足」を得られることになるはずです。
<リピート率×成果の大きさマトリクス>
さて、どの仕事をするためのスキルを
優先的に身につけるべきなのでしょうか?

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当然のことながら、理想は
「成果が大きく、頼む回数の多い仕事」ができるということ。
まあ、それができればもうその時点で、
あなたは、目指すべき「自立型ビジネスパーソン」として
社内で重要なポジションを占めることができているはずです。
いきなりそれは無理でしょう。
一方、「成果が小さく、めったに頼まれない仕事」など
一生懸命習得しても無駄なことはわかります。
では、「成果の大きさ」と「リピート率」とではどちらを優先すべきか?
「起業家視点」で自分を必要としてくれる依頼人を
獲得するためのマーケティングコストを意識してみましょう。
マーケティングの世界でよく言われるのが、
「新規顧客を獲得するコストは、
既存顧客に再販売するコストの6倍掛かる」というものです。
顧客獲得コストを考えると、新規顧客を獲得し続けるよりも、
既存顧客に再販売した方がコストから考えて利益が上がります。
つまり、仕事を依頼してくれる人を「顧客」と考えれば、
まずはリピート率の高いスキルを身につけた方が有利だということです。
もう少し具体的な例に置き換えてみます。
中小企業で「スペイン語ならばNo.1」という
スキルを持った人がいたとします。
他に対応できる人材がいなければ、
その問題解決時の「成果は大きい」ことになります。
ただ、その得意のスペイン語を生かす
機会がどれだけあるのでしょうか。
結果的に依頼する側からすると決して「使いやすい人」
とは言えないでしょう。
また、リピート率の低い仕事は、実はライバルが変わります。
リピート率の低く専門的な仕事であれば、
依頼する側は何も無理をして社内で適切な人材を
探す必要はありません。
むしろ社外のプロフェッショナルに依頼をするはずです。
結果的にあなたは相当高いスキルレベルでの
勝負をしなくてはならないのです。
ですから、まずは、その環境の中で「リピート率の高い」
仕事のスキルを磨いた方が、
依頼する側の満足度を上げるチャンスは多いことになります。
それが、仮にWordやExcelを使うような文書作成業務であれば、
取り組むべきことは「ショートカットをすべて覚える」という
ごく普通のことからはじめればよいのです。
これらのリピート率の高いスキルは、
その後も使うことの多いものです。
ですから、早く身に着ければ身に着けるほど
その効果も大きいということです。
<ショートカットキー表イメージ画像>
「いつでもスピンアウトできる人」への第一歩は、
意外と当り前のことだったりするのです。
そこで成果を出した上で、
少しずつ「リピート率も高く成果も大きい仕事」に
触手を伸ばしていってはいかがでしょう。
★ポイント:「使いやすい人」とは「リピート率」×「成果の大きさ」で判断。
まずはリピート率の高い仕事で人に貢献しよう。

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