覚えた知識を定着させるためにもっとも良いこと

せっかく学習した知識も放っておくとあっという間に錆びつくもの。
きちんと定着させて、使えるスキルにするために最も良いのは、
その知識を仕事に使うことです。
そもそも、「学んでおけば将来役に立つのではないか」という知識の勉強は
続けるのも大変なのに対し、目の前の仕事で使わざるを得ない知識の勉強は
必死に覚えるので、習熟度も高くなります。
ただ、自分が習得したいと思う知識が、必ずしも目の前の課題に
必要であるとは限りません。
むしろ、そうでないことのほうが多いもの。
では、どうすれば、習熟度の高く使える勉強にすることが出来るのでしょうか。

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それには、「人にその知識を教える」ということを課題にし、
その課題をこなす機会を無理やりにでも設定してしまう。
そうすることで、その知識は「目の前の課題」で使わざるを
得ないものに変わります。
また、人にものを教えるということは、
その準備として
・バラバラな知識を枝と幹に区分けをし、その関連を明確にすること
・他人にわかりやすい表現にすること
が求められる上に、実際に教えている時には
・緊張感のため脳に強く意識が刻まれること
が期待されます。
それにより、本やセミナーで入手した知識を定着させるとともに、
経験により惰性で仕事をこなせるようになってしまっている
過去に学んだ基礎知識の再整理にも役立つのです。
要するに、使える勉強にするには、
自分が講師としてセミナーなり勉強会なりを
主催すればよいということです。
しかし、勉強会をやりたくても、参加者を集めることもできないし、
開催する場所もないという人もいるでしょう。
ですが、目的は、自分の知識を整理することなのですから
参加者の数はそれほど必要でもありません。
別に三人の仲間で一人が講師、二人が受講生でも十分ですし、
その仲間内で講師を交代しながら勉強会を繰り返せば良いのです。
場所だって、この人数であれば、どこだって問題はないでしょう。
カラオケボックスやネットカフェでも十分なはずです。
まずは、三人で勉強会を組織してみるところから始めてみてはいかがでしょう。
* *
この仕事について20年以上になり、おかげさまで経験値も上がってきているため、
過去の知識と経験で仕事がこなせるようになってきています。
よく言えば過去の努力の収穫期に差し掛かったということかも知れませんが、
逆に過去の努力で食いつないでいるだけで新たな知的投資をしないと
先細るのではないかという危機感もあります。
そんな思いから、過去に学んだ知識の再整理と新たな知識習得のため、
今後は3ヶ月に一度程度で少人数制の勉強会をしてみることにしてみたのです。
まずは「やらない言い訳」をして結局何もしないということを避けるために、
全く何も考えずに場所だけ押さえるところから始めてみました。
題して「NoPlan勉強会」
最初は、講師の俺が一番得をする「俺得勉強会」に
しようと思ったんですけど、さすがにマズいかと(汗
おかげさまで、3/19の第一回「尊敬される話し方バカにされる話し方」
はとても少人数制とは言えないほどのお申し込みをいただいております。
参加費も、「お店」で話を聞いてもらうなら一杯お金をとられるところを
「ただで聞いていただく」わけですから、当面無料にしようかと思います。
場所代も小さい部屋だとそれほど掛かりませんし、
お金の管理をするのが面倒なだけなんですけどね。
かと言って、税務顧問契約に繋げたいとか、
何か商材を売るとか言うつもりも全くありません。
あくまでも、目的は「私の知識の整理」ですから。
そのため、第二回以降は、本当は私が全然知らない
テーマもあえて入れてみるかもしれません。
それでも、サラッと前から知っていたかのように
話をするのが目標です。
勤務税理士時代には、そんなことを何度もさせられていましたが
今思えば、それが一番時間効率のよい勉強法であったと思っています。
ということで、思いつきだけで始めた勉強会ですが、
もしお時間がございます方は、お付き合いいただければ幸いです。
ご参加いただいた方には、頂いたお時間以上の価値をお返しすることをお約束いたします。
これだけ、言っちゃえば、すぐに辞めるわけにはいかないですもんね(ボソッ

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