【ボツ原稿】アウトソーシング化による「会社の金」での人脈作りを

■学ぶべき起業家視点:自社で投資するかしないかは
、回収可能性で判断する
他人に仕事を頼む場合、「社内の人」に頼むほか
「社外の人」にアウトソーシングするという選択肢もあります。
では、「アウトソーシングするのと
社内でやるのとどちらが良いか」の判断はどこでしたらよいのでしょうか?
判断基準は、やはり「リピート率」と「専門性」です。
つまり「アウトソーシングせずにその知識を
身に付けたとしてその努力は回収できるのか」
ということで判断をします。

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専門性が高いのであれば、
それだけ習得に時間がかかります。
つまり「起業家視点」でみると
「時間」という「設備投資コスト」が大きいということです。
当然、その「習得時間コスト」を回収するには、
相応のリピート率がその仕事に必要です。
「専門性」から「習得時間コスト」を把握し、
「リピート率」をみて自社で行う方が良い仕事であれば、
マニュアル化をしておいて
社内でやることを考えたほうが良いのでしょう。
実は、この判断基準は
「自分自身で習得すべき」か
「他人にやってもらうか」の判断基準ともなります。
つまり、自分自身で学習する場合の
習得時間コストがこれからの生涯で得ることが
期待できる効果を上回るスキルであれば、
自分自身で習得したほうがよいのです。
ですから、時間単価の低い頃に、
一生モノのスキルを身につけるのが
もっとも時間投資効果の高い学習効果といえるのです。
<習得時間コストイメージ図>
なお、「習得時間コスト」による判断は、
なにも仕事全体に適用するとは限りません。
例えばWEBサイトの構築をする際、
デザインやサイト全体の構築については
その「習得時間コスト」を回収することは難しいでしょう。
しかし、サイトの更新を全て
アウトソーシングしていては、
タイムリーな更新もできませんし、
コストもアップしてしまいます。
その場合、更新を頻繁にする部分だけを
ブログパーツ化するなどすれば
「習得時間コスト」が小さい上に
「リピート率」が高いので
そのために費やしたコストも十分回収できるでしょう。
一方、専門性が高く、一度きりしか
発生しない仕事であれば、
どう考えても「習得時間コスト」は
回収できないはずです。
そのようなものは、積極的に
アウトソーシングをしましょう。
現代経営学の父、ピーター・F・ドラッカーも
「トップマネジメント以外はすべてアウトソーシングできる」
といっているのですから。
と、カッコよく言っていますが、
「いつでもスピンアウトできる人」を目指す方にとって、
アウトソーシングを有効活用すべき「本当の理由」があります。
それは、アウトソーシングをする際、
その窓口であるあなたは、
外部の専門家という「持ち運び可能な人脈」を
形成することができるからです。
スピンアウトした時には、即戦力の人脈となるものが、
「会社の金」で作れるのですから
権限のある限りできるだけ
アウトソーシングをすることを検討してください。
やはり、偉くなって権限が大きい方が
何事においても有利だということが分かるでしょう。
★ポイント アウトソーシングできる権限があるなら
徹底的に活用を。
スピンアウトした時の
ネットワークを「会社の金」で作れることに。

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