【ボツ原稿】「自分にしかできない仕事」と「他人でも良い仕事」を見極める(2)

起業家であってもビジネスパーソンであっても
優秀な人ほど陥りやすい罠があります。
それは、「すべて自分がやらないと気が済まない」
というものです。
私はそれほど優秀ではありませんでしたが、
この傾向の強いビジネスパーソンでした。
どうも他人がやった仕事が肌に合わず
結局自分でやり直してしまう。
これだと「自分の時間価値」が全く上がりません。
だいたい、他人の仕事は大抵違和感があるもの。
でも見慣れてくると「別にそれでも良い」と
思うことの方が多いはずです。
ちょうど、最初は違和感のあった奥さんの手料理が、
いつの間にか口に合うようになっているようなものです。
<自分でやる仕事他人でやる仕事区分イメージ>

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そもそも「起業家視点」で考えれば、成果を出し、
その結果に責任を負うことがポイント。
誰が作業をしたかは関係ないのです。
このことは、その依頼人が上司であっても、
顧客であっても代わりがありません。
まずは、チームのメンバーを信頼して仕事をまかせましょう。
さて、他人でも良い仕事は、その「作業方法」、「デッドライン」、
「ゴールイメージ」を担当者に与えて、後の作業はできるだけ任せます。
この際「うまく頼むことができる」ポイントが一つあります。
それは、まずは「自分がやってみる」ということです。
全体の工程を把握するためには、
まずは標準的にかかるであろう作業時間を
把握していなくてはなりません。
また、自分自身で作業を行うと作業の面倒くささから、
「どうにかしてこの面倒くささから開放されたい」と
必死に改善案を考えます。
そこから把握した「標準的な作業時間」と
「効率化のためのコツ」「必ずあわせるべきポイント」を
きちんと伝えることで結果的にうまく仕事を頼むことができます。
「自分にしかできないことに専念せよ」
ということに一見反するようですが、
実際にはこうした方が遥かに
自分の仕事に専念できるはずです。
そもそも、最初から「いいから、うまくやっておいてよ」
という姿勢で相手に頼むと、
「こっちの苦労もわからないくせに、
自分でやってみろ」という批判を
買いがちではありませんかね?
★ポイント:他人に頼める仕事はできるだけ頼む。
ただまずは自分でやった上で頼むと「頼み方」もうまくなる。

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