【ブログ引越】何でも自分でやろうとしないほうがお金を残せる本当の理由

ケチな社長はなぜお金を残せないのか?
ケチな社長はなぜお金を残せないのか?

ブログ引越ししました。

ブログを今まで使っていたFC2からWordPressに移行してみました。

あまり気にしてなかったんですが、
さすがにFC2のイメージが悪くなり過ぎだし、
いつブログのサービスが停止されるかわからないですからね。

まあ、移行したと言っても、自分でその作業をしたわけではありません。

お客様にWordPressのインストールから過去記事の移転まで全ておかませしました。

ぶっちゃけ、時間さえ掛ければ、自分でも同じ作業はできるとは思います。

では、なぜ、お金を払ってまで「自分でやってもできる作業をあえて人にやってもらう」のか?

今回はそんな話をまとめてみたいと思います。

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自分で作業をすればタダだとは限らない

経済性工学的には、その行為の損得は、
その意思決定をした場合としなかった場合の
将来の増分キャッシュ・フローの金額で判断をします。

つまり、自分でその作業をした時としなかった時で
それぞれ将来増えるお金を比較することで、どちらが得かを考えるのです。

この時の、自分で作業をした方が得なのか損なのかは
「稼働率」により大きく変わります。

稼働率が100%の「手不足」の場合、自分で雑務をこなそうとすると
本来稼げる仕事を放棄することによりその分の稼ぎを失います。

そのため、自分で雑務をこなすことで

「本来稼げるはずだったお金▲他人に雑務をやってもらうコスト」

だけ将来の増分キャッシュ・フローが少なくなります。

この意思決定により儲け損なったお金のことを「機会損失」といいます。

他人に雑務をやってもらうコスト以上の時間単価を稼げる人であれば、
自分で雑務をすることで機会損失を生じるので損だということ。

逆に稼働率100%未満の「手余り」の場合、
その雑務をこなしたところで、稼げる仕事を手放す必要などありません。

つまり、本来稼げるはずだったお金が0円なので、結果的に
他人に雑務をやってもらうコスト分だけ、
自分で雑務をすることでお金の節約になるのです。

だから、暇で暇で仕方がない時期であれば、
ゴチャゴチャ言わずに自分で雑務もこなしたほうが良いですが、
「時間がない」と嘆く方は、当然稼働率100%の手不足なはず。

そのため「多忙な経営者たるもの雑務など人に任せて
もっと儲けるためのビジネスモデルを考えることに時間を使え」
と言われるわけです。

そこで、この本でも

社長が時間を使う優先順位は

1.より儲かるビジネスモデルの構築

2.他人にやってもらうための仕組みづくり

3.将来の利益をもたらす人脈形成と知識習得

であり、自分でなくてもできることには極力時間を割いてはならない

だなんて、語っているわけですね。

儲かる会社にすぐ変わる! 社長の時間の使い方
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なお、例えば起業直後の方など「手余り」だったとしても、
その時間でより儲かるビジネスモデルの構築などに時間を使えば、
将来的にはその節約した以上のお金を稼げることにもなるし、
他人にやってもらうための仕組みづくりをするにしても
自分の時間単価が安いうちほど、同じシステムでも作るための投資額は安くて済む。

なので、目先の損得だけではなくて、将来まで見据えた損得で
習得しようとしているスキルや自分でやろうとしている作業を
自分でやるべきか他人に依頼すべきかを判断する。

今後何度も利用するものだと思えないようなスキルだったり、
仮にできるようになっても、自分でやるよりプロに頼んだほうが「割安」と
思われるようなものなら、その作業やスキル習得に時間を掛けるだけ
将来のお金を減らすことになるというわけです。

お金を払って「お客」になれば、相手の自分に対する優先順位が上がる

自分がやっても出来る仕事をあえてお金を払ってでも他人にやってもらう理由は
コストだけではありません。

もっと大切なことは、お金を払うことで「自分がお客様になる」ということです。

たしかに、ギリギリまでコストダウンをすると言うのは、
お金を残すために有用なことだとは思います。

ただ、お金を払うって便利なこともたくさんあるんですよ。

お金を払えば、相手から見て自分はお客様になります。

お客様であれば、お金を払ってくれない人よりもずっと
優先順位を上げて扱ってくれるでしょう。

その上で、何か仕事があればどうせならこの人に頼もうと思ってくれたり、
その人脈の中から別のお客様をご紹介してくれることもあります。

そうなれば、お金を支払った以上の稼ぎとなって
お金が戻ってくるわけです。

逆に「入ってきたお金は一切他人には出さない」という姿勢だと
結局「タコツボ」化して、商売があんまり広がっていきません。

お金を増やすには、入ってきたお金をそのまま手許に留めるだけじゃなくて、
いかにしてさらに増やすかを考えながら、あえて周りにお金を払うことも必要なんですよ。

まあ、そう言って、何でもかんでも使いすぎると私みたいにお金残らないですけどね(汗

ケチな社長はなぜお金を残せないのか?
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