二度と使わん!改悪だらけで使うのをやめたクレジットカード

キャッシュレスのポイント競争が花盛り

クレジットカードやQRコード決済などキャッシュレスでのポイント還元競争が花盛りです。

ただ、ポイント還元は、他社から顧客を奪うために最初は大盤振る舞いをするもののその後どんどん条件が改悪されていくのが宿命とも言えます。

そこで、私自身が、当初は使っていたもののその後のサービス劣化で使わなくなったカードを紹介しようかと。

なお、あくまでも私が利用していた時期の話で、今は改善されているかも知れませんが、二度と使う気にならないので興味がなく調べていません。

ダイナースプレミアムカード

ステイタスが高いと評判のダイナースカードの中で、その頂点とされ「ブラックカード」の一角を占める招待制のカードです。

年会費は143,000円(税込)と高額であり、より高いステイタスの証として高所得層に人気があります。

20歳の頃にアメリカにホームステイをする際に、ダイナースカードの家族カードを作って以来、独立開業後もなんとなくそのままダイナースを使い続けていたところ、30代前半の頃「ダイナースプレミアムカード」が日本上陸したので初年度から10年ほどこのカードを利用していました。

当初は、使うかどうかは別にして「東京ー大阪間をプライベートジェットで移動」「予約困難なPET診療が可能」などカード所有者の心をくすぐるような特典も。

当時はまだまだネットで旅行の予約するというのが一般的ではなく、仕事が終わってから深夜に出張の手配をしてもらうのに24時間対応のコンシェルジュサービスにお願いしていたことを思い出します。

私が所属するアライアンスLLPの設立記念セミナーをマンダリンオリエンタル東京で開催したときも、その手配は、このダイナースプレミアムカードのコンシェルジュがやってくれたものです。

しかし、当時のダイナースカードは経営不振のため、コンシェルジュサービスの人員がドンドン削られ、電話は一向につながらなくなっていきました。

それでも惰性で高い会費を払い続けていたのですが、「急ぎでダイナースの商品券をお客様に持参したいので発行してほしい」旨の依頼をしたところ、「できません。二週間かかります」と言われ、さすがに自社の商品券を急いで届けることすらできないコンシェルジュに何ができるのかわからず、その場で解約をしました。

今は、三井住友信託銀行グループとなり、コンシェルジュの機能は改善されたようですが、今はネットで何でも自分でやったほうが早いし、カードの色を気にするような店にもいかないので、プラチナカードやブラックカードなどは私には不要です。

Amazonカード

当時は、ダイナースの利用できるお店が少なく、もう一枚利用していたのが(旧)Amazonカード。

Amazonでの利用についてポイントが付与されAmazonギフト券の交換ができました。

ところが、2007年2月にサービスを開始したものの、運営をしていたシティカードジャパンとAmazonジャパンの提携が解消され、なんと翌年2008年12月にはもうサービスが停止されたのです。

面倒な思いをしてやっと固定費決済などの決済カードをAmazonカードに変更したのに、サービス開始してから2年足らずでなんのバックアップもないまま、あっさりサービスが停止されるというのはどういうことだと。それも停止のアナウンスはわずか2ヶ月前ですよ。

おかげで、今よりもずっと面倒だった固定費決済のカードをまたすべて変更しなくてはならず、忘れていたところから督促が来たりと散々な思いをしたものです。

その後、Amazonジャパンは三井住友カードと提携し、2014年に新たにAmazonでの利用について最大2%のポイント還元をするAmazonカードを発行しました。

確かにポイント還元2%は魅力的だし、Amazonからものが届かない日がないくらい日常的に利用しているので、さぞやポイントが貯まるだろうと思ってみたものの、実際には、もし、Amazonカードを利用していても1年で4,695円相当しかポイントは貯まっていなかったんだなと。

これなら、SPGアメックスのほうがいいです。普通は、無料宿泊なのにこんな部屋にアップグレードされることはないですものね。

その他にも、この写真の海外のビジネスクラスも国内外のリゾートホテルも全部クレカの特典で行ったものですから。

ダイナースプレミアムカードは、10年間ポイントを一切交換していなかったため、やめるときにまとめて商品券に換えてみたところ20万円くらいなりました。

20万円ももらえばありがたいことですが、ただ、SPGアメックスであれば、地球何周分かのマイルに換えられたと思うと一体何をやっていたんだ。

決済金額の大きい社長が、こうやってお得なポイント還元に見向きもしないというのは、まさに目の前にお金が落ちているのに素通りするようなものでしょう。

なにせ、今は「あんなものやこんなものも」カード決済できるんですから。

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