週刊ダイヤモンドのインボイス制度特集で拙著を5つの記事でまとめていただきました。

いよいよ10月からインボイス制度がやってくる

軽減税率導入が決まった2016年度の税制改正により、その軽減税率による複数税率でも適切に税計算ができるようという大義名分のもとに導入が決定された「インボイス制度」

本来4年間の猶予期間の後に導入されることとなっていたものが、途中で2年半の消費税増税延期がなされたことで、準備期間は6年以上になりました。

そのインボイス制度がいよいよ今年の10月から始まります。

インボイス制度とは、一言で言えば「消費税の納税額の計算において、今まで簡便的な処理が認められていたものが、正規の方法に改められる」ということです。

その結果、多くの事業者に負担をもたらす「うれしくない制度」ではありますが、なにせ今までの方法がテキトー過ぎたわけで、それを正規の方法にするというのは、正面切って反対のしづらいものであります。

インボイス制度は、これまで消費税の納税義務が免除されていた免税事業者だけでなく、その免税事業者と取引をする課税事業者にもその影響や負担の及ぶこともある制度です。

そこで、これまで消費税の納税事務に携わってきたことのない方に対して、消費税の基本からインボイス制度の本質とどう対処するのがよいのかについて「2時間で丸わかりインボイス制度と消費税の基本を学ぶ」という本にまとめました。

今回の週刊ダイヤモンドの特集記事において、拙著を5つの記事でまとめていただいております。

税理士にとっても面倒なだけで反対したいのがホンネですが、理論的には反対の余地がなく、既に導入が決まったものである以上、好き嫌いと別にして、冷静に制約条件の中で最もダメージの小さくなるものを選択するしかないでしょう。

税理士としては、免税事業者に与するほうがラクなのは間違いないのですが、それじゃ問題は解決しない。

免税事業者と取引をする課税事業者側や消費者の立場からみて、今後情勢はどうなるかを予測した上で、フラットな視点に立ったそれぞれの事業者にとっての最適解を模索したつもりですので、ご興味があればご一読いただければ幸いです。

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■週刊ダイヤモンド

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