【相続特集】なぜ、隣の相続はあんなにもめたのか-18:連絡先をもう一度確認する

相続が発生する前にもうひとつやっておくべきことがあります。

それは「誰に連絡をするかをはっきりさせる」ということです。

最後のお別れをして頂きたい方、葬儀が発生してから連絡をする方など以前に作成したリストがあればそれに従い、なければ作成をして連絡をします。

両親の交友関係をきちんと把握している人はそれ程多くないはずです。

中には親戚の連絡先もあまりわからずおろおろする人もいるかもしれません。

葬儀に来ている親戚の顔と名前が全員一致する人などどれだけいらっしゃるのでしょうか。

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私など「まあ、大きくなって。私のこと覚えてる?」といわれても全く記憶がなく「その節はお世話になりまして」といいながら何とか名前を聞き出そうと悪戦苦闘するばかりです。

これら連絡先リストを作成して思うのは、「日ごろから慶弔記録をきちんと管理しておくことの大切さ」です。

自らが以前に葬儀に参加した方の近親者には原則として葬儀の連絡をすることになるはずです。

ですから「誰からいくら香典をもらい、誰にいくら支払ったか」という記録は常日頃から管理をしておくことが大切なのです。

この葬儀の連絡というのが意外と難しいものです。

というのは「祝儀よりも不祝儀」と言われるように葬儀の連絡を受けたならば、参加することが礼儀となるからです。
しかし、「それ程のお付き合いもないのでわざわざお出で頂くのも申し訳ない」と連絡を躊躇したとします。
ですが、葬式が終わった後で直接ではなく別の人からその人に葬儀があったことなどが伝わると余りよい気がしないものです。
どちらを優先するかと言うことになると、私ならできるだけ連絡をするようにしますね。

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