【相続特集】なぜ、隣の相続はあんなにもめたのか-16:葬儀社は生前に選んでおく

葬儀に参加することはあっても、
自らが葬儀を取り仕切るというのは、
それほど多くの機会はないでしょう。
また、身内の死去に伴い気は動転しているため、
なかなか冷静な判断を出来ないのが普通です。
そんなとき、葬儀のプロである葬儀屋さんというのは、
まさに「地獄に仏」、頼りになる存在になるのです。
ところが、どの業界も同じですが中には
悪徳業者も存在します。
特にユーザー側があまり比較検討をしないため
法外な料金を請求されても気がつかないのが
葬儀の実情なのです。

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ここにひとつ葬儀に関する大きな闇が存在します。
実は、私立病院の中には、
指定の葬儀社以外は遺体の搬出が出来ない
仕組みとなっているところがあります。
これは、裏で医師や看護士と葬儀屋
がつるんでいるものから、
病院設立時に葬儀屋が多額の資金提供を
することできちんとシステム化したものまであります。
葬儀経験の少ない人の中には、
言われるままにその葬儀社にその後の葬儀まで
依頼をする方もいらっしゃるでしょう。
もちろん、それらの方がすべて
悪徳業者などというつもりはありませんが、
やはり通常のサービス同様複数の業者を
比較検討する必要があるのではないでしょうか。

うちの場合でも、やはり特定の葬儀社を
病院に紹介されましたが、遺体の搬出だけをお願いし、
葬儀は、生前から家族ぐるみで懇意にしていた
葬儀社さんが執り行ってもらいました。
その方の話によれば、
最近は生前に相談や要望を伝えてくる方が多いそうです。
自分も遺族も冷静な判断の出来るうちに
信頼の出来る業者さんと
「どんな葬儀をどんな予算で行いたいか」を
きちんと相談しておくことをオススメいたします。
あと、遺影にする写真はよいものを
元気なうちに用意しておいたほうがよいでしょう。

当然、納骨後は死者の位牌に毎日あいさつを
することになるのでしょうが、
やはり最初に目が行くのは写真です。
葬儀の際にも写真がなくて困る人もいるそうです。
できれば浴衣姿の温泉旅行の集合写真に
無理やりスーツを貼り付けた遺影は避けたい
ところですよね。

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