セミナー講師から好かれる参加者と好かれない参加者を分けるたった一つの振る舞い
目次
セミナーに参加するのは情報収集のためだけではない
わざわざセミナーに参加をする目的には、知識習得だけでなく、その道のスペシャリストたる登壇者と仲良くなっておきたいということもあるでしょう。少なくとも私はそうです。
ぶっちゃけた話、セミナー講師の側からみても「ありがたい参加者」と「ありがたくない参加者」はいるんですよ。
当然、ありがたい参加者には注目し、ありがたくない参加者はできるだけ避けることになるわけで。
そこで、今回は、数多くの講演をさせていただいた講師から見る「ありがたい参加者とありがたくない参加者を分けるたった一つの振る舞い」について話をしてみようと思います。
セミナー講師は孤独で不安
セミナーというのは、講演者1名に対して聴講者は多数ということが多いでしょう。
よく考えてください。聴衆全員がたったひとりの話をじっと聞いているんですよ。とても孤独です。
それに、自分の話を受け入れてくれているのかわからない中で話をするは、とても不安なわけですよ。
ですから、どうしたって、自分を受け入れてくれる人には、普段以上に好意を感じるものですし、不安を増強させる人には嫌悪感を覚えるものなのです。
ちなみに、参加者からセミナー講師の顔が見えるということは、講師からも皆さん顔はよく見えているということですからね。全然聞いてないで他の仕事をしているなとか全部わかりますから。
講師に好かれたかったらとにかく笑顔で目を見て頷け
では、好かれる参加者になるためにはどうすればよいのか。
それは、講師の目を見て頷くということ。それが笑顔であったらなおさらいい。たったこれだけです。
そんなことでいいのか?
だから、普段とは違うんですって。講師は一人で「吊し上げ」を食っているようなものなんですから。
なんだったら、メモでも取ってくれたら、もうセミナーの最中はずっとその人を見てます。終わったあとに挨拶にこっちが行きたいくらいですよ。
嫌な講師はこうしてやっつけろ
逆に、つまんなさそうであったり、「は?何を言ってるんだ」というような態度を見せられると、いつも以上に不安になるわけです。
ですから、もしあなたが「なんだよ。煽りのキツい謳い文句につられて参加してみたものの、全然大したこといってない。金返せ」という講師にあたったときには、次の3ステップをふむことで、講師に十分すぎるほどのダメージを与えることができるでしょう。
ステップ1:腕を組む
これが、結構つらい。癖でやってしまう人も多いでしょう。
でも、講師としては、できるだけそういう人とは目を合わしたくないですね。
ちなみに私が在籍していた日本話し方センター・江川ひろしの話し方教室では、この「腕を組む」のと「ほおづえをつく」というのは聴衆側の一番の禁止行為でした。
ステップ2:上を向く
次には、腕を組んだまま上を見上げましょう。
これなんて、完全に「お前の話には関心がない」というサインですからね。
ステップ3:クビを横に振る
話を聞きながらクビを横に振ってやってください。
ここまでやると、もう全否定ですからね。
オプションで、クビを振りながら隣の人とヒソヒソ話をするというのもあります。
これをやれば、どんなに威勢の良かった講師も大抵は、しどろもどろになってくるはずです。
そして、話の途中でもさっさと帰りましょう。
多分、その講師は相当凹みます。
私のセミナーをお聞きになって頂く際には、こういうことは絶対におやめくださいね。どうかお願いします。
セミナーは講師だけで作るものじゃない
セミナーの講師をさせて頂き、常々感じるのはセミナーは講師だけで作るものではないということ。
セミナーは講師と参加者の双方で作り出すものだということです。
これは、実際に講演をやっていただければ、わかるはず。
ホントにお聞きになっていただく方の態度一つで、同じコンテンツであってもセミナーの盛り上がり方は大きく変わってくるんです。
新型コロナの影響で、大規模な会場でのセミナー開催は難しく、オンラインでのセミナーも増えていることでしょう。
オンラインでのセミナーでは、参加者の反応は会場以上に知りづらくはなる。だからこそ、笑顔で大きく頷いてくれる人にはこちらもより好意を抱くものなんですよ。
私達も、参加者とのコミュニケーションが取れる時間をセミナーの前後で準備し、皆様のご期待に応えるつもりです。
貴重なお金と時間を使って参加して頂くセミナー。是非、今後もみんなで良いセミナーを一緒に作っていきましょう!
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