【保存版】eLTAXのPCDeskでのダイレクト納付には二段階認証が必要に|メールアドレス登録マニュアル
目次
eLTAXのPCDeskのシステム変更でダイレクト納付手続きが変更に
電子申告をした場合、納税についても紙の納付書を金融機関に持参して納税をすることなく、自社のネットバンキングなどから納税が可能になります。
その電子申告・納税のシステムは、国税についてはe-Tax、地方税についてはeLTAXと呼ばれ、eLTAXでの電子申告・納税についてはPCDeskというアプリが用いられます。
そのPCDeskのシステム変更がされ、地方税のダイレクト納付について、二段階認証が必要になりました。
そこで、今回は、PCDeskでのダイレクト納付方法変更の注意点についてまとめてみようと思います。
eLTAXでのダイレクト納付とその変更
「ダイレクト納付」とは事前に税金の引き落とし口座を登録することで、電子申告された納税額に基づき、口座振替により納税ができる仕組みのことです。
eLTAXでのダイレクト納付については、セキュリティ強化のため、2025年3月24日から、ダイレクト納付時にワンタイムパスワードによる二段階認証を行うことが必要となりました。
具体的には、以下のような流れになります。
(1)納付方法選択画面でダイレクト方式を選択
(2)「今すぐ納付を行う」又は「納付日を指定して納付を行う」を選択
(3)ワンタイムパスワードの通知先メールアドレスを選択
(4)選択したメールアドレス宛てに送信されるワンタイムパスワードを確認
(5)PCdeskに表示されるワンタイムパスワード入力画面に入力
(6)納付手続き完了
となります。
今回の変更で新たに(3)(4)(5)の手続きが必要になるということです。
二段階認証用のメールアドレスの追加を
eLTAXの通知が来るようにメールアドレスが登録されていないとこの二段階認証用のメールが受け取れません。
電子申告を税理士に依頼している場合、このメールアドレスも税理士のものしか登録がされていないことも多いでしょう。
そのような場合、ダイレクト納付を自社で行うのであれば、自らのメールアドレスを二段階認証用のメールを受け取るアドレスに追加する必要があるのです。
二段階認証用メールアドレスの追加手順
新たに二段階認証用のメールを受け取るためには、以下の手順で、メールアドレスを追加する必要があります。
①「利用者情報に関する手続き」をクリック
②利用者情報メニューの「利用者情報の照会・変更」をクリック
③空欄の「e-Mail」欄にアドレスを追加→送信確認→「テストメールの受信を確認しました」というチェックボックス→画面右下の「次へ」をクリック
④送信確認画面の右下「次へ」をクリック→送信しますか?「はい」をクリック
⑤追加したアドレス宛てに送信されるワンタイムパスワードを確認
⑥PCdeskに表示されるワンタイムパスワード入力画面に入力し送信
⑦追加手続き完了
※追加手続きの完了を通知するメールが、利用者IDに紐付けて登録されている全てのアドレス宛てに送信されますので、ご確認ください。
なお、複数のアドレスを同時に変更・追加した場合、変更・追加したアドレスのうち、「e-Mail」欄の( )内が最も小さい番号宛てに、ワンタイムパスワードが送信されます。
セキュリティ強化のための措置のようですが、別に自分の金になるわけでもないのに好き好んで他人の納税手続きをやってしまおうというヤツがどれだけいるのでしょうか。
e-Taxがどんどん進化し使い勝手が良くなる一方で、eLTAXの使いにくさがさらに際立つようになってきましたね。
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