2019年8月30日 / 最終更新日時 : 2019年8月30日 ヨシザワ マサル 法人税 親子会社間の受取配当金の課税関係|受取配当金益金不算入制度と子会社売却前にやっておくべきこと 受取配当金は収益として課税すると二重課税に 配当金とは、すでにその会社が稼いだ利益に対して法人税等の課税を受けた残りを積み上げたものを株主に分配をしたもの。 となると、受け取った配当金に課税がされるというのは、株主から見 […]
2019年8月26日 / 最終更新日時 : 2019年8月26日 ヨシザワ マサル 法人税 減価償却できない固定資産取得からみたその節税と資金繰りへの影響|自己金融効果という説明にご用心 固定資産でも減価償却できない資産もある 建物や機械装置や車両などは、その支出の効果が1年以上に及ぶので、支出時に一括して費用化をすると、その事業年度では多額の負担があるのに、翌期以降は売上獲得に貢献をするのに一切費用に算 […]
2019年6月24日 / 最終更新日時 : 2019年6月24日 ヨシザワ マサル 法人税 経営力向上計画という無意味な申請書|即時償却・税額控除・所得拡大税制上乗せ要件 経営力向上計画はなんのための制度? 「中小企業等経営強化法」という法律により、中小企業等の事業分野の特性に応じた経営力向上を目指し、税制や資金調達での優遇措置が実施されています。 その優遇措置を受けるための要件として「経 […]
2019年5月27日 / 最終更新日時 : 2019年5月22日 ヨシザワ マサル 法人税 未払賞与否認が所得拡大税制否認のドミノ倒しに 税法でも未払い賞与の計上は認められている 当期の業績を反映させた決算賞与は、当期の経費とするのが合理的ですが、計算の都合上、実際の支給は翌期となる事が多いでしょう。 その場合には、賞与引当金(未払金)を計上することで、実 […]
2019年5月24日 / 最終更新日時 : 2019年5月24日 ヨシザワ マサル 法人税 不動産賃貸契約・フリーレントの税務|税務理論上の考え方と実務上の取扱い オフィスではフリーレント契約が多く見られる 事業用での不動産賃貸は、変更のためのコスト(スイッチングコスト)が高く、比較的長期間の契約に及ぶことも多いもの。 スイッチングコストが高いことから、テナント集めのために一定期間 […]
2019年1月25日 / 最終更新日時 : 2019年1月25日 ヨシザワ マサル 法人税 赤字になったら欠損金の繰越控除と繰戻し還付のどっちを選べばいい? 景気動向も変化し赤字転落する会社も いなざみ超えといわれる長期の景気拡大期もやや変調をきたし、半導体関連業界など景気の先行指標となる会社の中にはリーマンショック並に大きく売上を減らしているところも出てきました。 中には、 […]
2018年9月12日 / 最終更新日時 : 2020年5月30日 ヨシザワ マサル 法人税 役員賞与を事前確定届出どおりに支払わなかったら?|利益操作の余地も 役員給与が損金になるのは原則定時同額分のみ 会社が支払った役員報酬は、会計上は費用となりますが、税務上必ずしもすべて損金算入されるわけではありません。 法人税法上の損金に算入されるのは、毎月など定期的に同額の支払いをされ […]
2018年8月24日 / 最終更新日時 : 2018年8月24日 ヨシザワ マサル 法人税 節税対策で全額損金算入よりも考慮すべきもの 「節税」という魔法のキーワード 中小企業のオーナー経営者で「節税」について全く興味が無いという人はまずいないでしょう。 「世の中のためできるだけ納税をしたい」と常に言っている人でも「いい節税方法ありますよ!」と言われれば […]
2018年7月19日 / 最終更新日時 : 2018年7月19日 ヨシザワ マサル 法人税 会社を休業するときの手続き|休眠届と均等割停止 会社の解散・清算にはコストがかかる 会社で行っていた事業を廃止したら、資産を換金し、負債の返済をした残りの残余財産を株主に分配する「解散・清算」という手続きをするのが原則です。 ただ、その解散等はいわば、「会社の後始末」 […]
2018年3月9日 / 最終更新日時 : 2018年3月9日 ヨシザワ マサル 法人税 法人で所有する仮想通貨は期末に時価評価する必要があるのか 個人では仮想通貨の含み益への課税はなし 個人で所有する仮想通貨について他の通貨への交換や使用などにより生じた利益については、含み益が実現したものとして雑所得となります。 一方で、個人で所有する限りいくら値上がりがしたとし […]
2018年1月26日 / 最終更新日時 : 2018年1月15日 ヨシザワ マサル 法人税 本当は怖い貸倒損失|タイミングを間違えると永久に損金算入不可 未回収の売上代金でも税金はとられる 税務の考え方では、請求権が確定した時点で収益が発生します。 なので、実際に売上代金の入金がなくても、請求権が発生した時点で売上高は発生し、その分利益が増えるので、税金の負担も生じます。 […]
2017年11月13日 / 最終更新日時 : 2017年11月13日 ヨシザワ マサル 法人税 新規設立法人で従業員を雇ったら所得拡大税制の適用を忘れずに 給与総額が増えると所得拡大税制の適用の可能性あり アベノミクスの一環で、デフレ脱却のため、支給する給与の総額を増やした会社には、法人税の税額控除ができる「所得拡大税制」が導入されましたが、これがなんとも適用要件が複雑でわ […]
2017年10月27日 / 最終更新日時 : 2017年10月26日 ヨシザワ マサル 法人税 還元率2%のLINEPayで法人の税金を納税してみました クレジットカードでの税金納付が可能になったが 2017年1月から法人税・所得税・消費税などの主な国税について、クレジットカードで納付が可能になりました。 クレジットカードで納税をすれば、わざわざ銀行に出向くことともなく好 […]
2017年10月18日 / 最終更新日時 : 2021年8月11日 ヨシザワ マサル 法人税 もらった補助金や助成金には税金がかかるのか? 補助金と助成金の違いとは 一定の事業活動を支援する目的で国などから受給できるお金に「補助金」と「助成金」があります。 両者のザックリとした違いは、「補助金」は一定の条件をクリアしたものの中からさらに審査により選ばれた先に […]
2017年10月16日 / 最終更新日時 : 2017年10月16日 ヨシザワ マサル 法人税 役員報酬を減らして会社に残したお金は最終的にどうなるの?|内部留保のヤバい課税関係 税負担を最小にするのなら会社にお金を残すべきだが 法人税の税率は引き下げられる一方、所得税の税率は引き上げられ、社会保険料が年々増加していく中で、それらの税負担を最小にするためには、「税負担の小さい法人での課税を受けて会 […]
2017年10月12日 / 最終更新日時 : 2017年10月12日 ヨシザワ マサル 法人税 税務会計処理が”面倒くさい”業種トップ3とその注意すべきポイント 特殊な税務会計処理を求められる業種 複式簿記の原理というのは、どの業種でも使える普遍的なもの。 なので経理処理など業種間の差はさほどないようにも思えますが、実際には、その税務会計処理に手間がかかったり注意が必要な”面倒く […]
2017年9月25日 / 最終更新日時 : 2017年9月25日 ヨシザワ マサル 法人税 自社独自のクーポンや商品券の売上げはいつ計上するのか?|会計・法人税・消費税の違い プリペイド式クーポンや商品券を販売する 顧客の囲い込みや資金繰りの改善のため、自社独自のプリペイド式のクーポンや商品券を発行し販売するということもあるでしょう。 では、そのクーポンや商品券を発行した時には、いつ収益を計上 […]
2017年6月26日 / 最終更新日時 : 2017年6月22日 ヨシザワ マサル 法人税 確定申告書への記載を忘れると損金算入できない特例 損金算入されるには申告要件があるものも 課税所得の計算上、控除される損金に算入されるためには、一定の要件が加わっているものがあります。 中には、税額控除と同様、確定申告書にその適用を受けるべき金額など一定の事項を記載した […]
2017年6月23日 / 最終更新日時 : 2017年6月23日 ヨシザワ マサル 法人税 青色申告の承認がされているのに白色申告をしたらどうなるのか? 青色申告とは 申告書には青色申告と白色申告があります。青色申告とは、正規の簿記の原則に従いきちんとした帳簿をつける代わりに種々の税法上の恩典がもらえるという制度です。 この青色申告制度を利用するには、青色申告承認申請書を […]
2017年6月9日 / 最終更新日時 : 2017年6月8日 ヨシザワ マサル 法人税 役員退職金を分割で費用としたい|役員退職給与引当金の有効活用 役員退職金は株主総会で決議したときに費用にするのが原則 役員退職金は、その支給額を株主総会で決議をした日の損金とするのが原則です。 しかし、多額の退職金を支給すると、その事業年度の最終利益が赤字になってしまうこともありま […]